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【CYZO COLUMN CURATION】西森路代の緞帳がおりたその後で

「世にイケメンは多けれど、その道、楽ならざりし」

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――芸能界を去るイケメンのセカンドライフはどこに? 西森路代が"元イケメン芸能人"のその後を追う!

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思い切った方向転換で花開く人もいれば、別の世界に進む人もいる……。

 最近、ミュージカルや映画・ドラマなどの世界で活躍していた、いわゆるイケメン俳優が引退して第二の人生を歩むというニュースをよく見る。以前なら、そっと芸能界を去って別の道へ、そして何年か後に「あの人は今」的な番組に、というコースも多かった。引退をすると発表する行為に、いろいろな事情も絡んでいるんだろうとは思いつつも、次の道へと進むという前向きな意思も感じたりする。

 引退したイケメンたちのその後の人生は、どんなものなのだろうか。女性のアイドルならば、彼女たちのその後の物語は仕事だけでなく、お嫁さんになることや子どもを産むことも要素として大きいだろう。元アイドルという華々しい経歴は、「嫁に行く」ことにもしばしば有利に働く。しかし男性の場合は、「お婿さんに行く」という選択肢はほぼない。年齢が上がるほど、正社員としての就職も難しくなる。

 そう考えたときに、なんだかんだ「男女のジェンダー差はなくなってきた」と言いながらも、はっきりと残っているのを感じる。

 身の振り方の選択肢が少ないのは、スポーツ選手も一緒だ。野球にしてもサッカーにしても、引退後のキャリアのための冊子なども作られているという。ここ数年は「戦力外通告」ものの番組や書籍も多くなった。こうした番組を見ると、そのドラマに引き付けられると同時に、その事実を乗り越えて生きて行く力強さに勇気づけられる。

 では、芸能界を辞めた男性たちは、どんなセカンドキャリアを選び、生きているのだろう。芸能界に入る人々は、スポーツ選手とは違って、偶然資質を見込まれた人もいるため、その辞め方は戦力外とも異なる。このコラムではこれから、今まであまり知られていなかった、幕のおりた後の彼らの人生を、彼ら自身の言葉で聞いてみたい。

西森路代(にしもり・みちよ)
1972年、愛媛県生まれ。フリーライター。アジア系エンタメや女性と消費に関するテーマなどを執筆。著書に『Kポップがアジアを制覇する』(原書房)、『女子会2.0』(共著/NHK出版)など。

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