サイゾーpremium  > 連載  > 中村うさぎのアダルトクエスト  > 【連載】中村うさぎのアダルトクエスト クエストLV.4
連載
中村うさぎのアダルトクエスト【クエストLV.4】

童貞たちの夢”フェラチオ”は生身の女よりオナホールで

+お気に入りに追加

いまだ“アダルトグッズ”の魅力を知らない男性諸氏に捧ぐ!新しい快楽を知り、“性の賢者”となるための冒険物語―。

 脱走したディータの代わりの戦士を見つけ出すべく、女性の性感帯を刺激するアイテム、電マとバイブを差し出したうさぎ。しかし、“性豪”への道のりは険しく、脱落者が続出してしまう。そこで今度は、童貞戦士たちの妄想を叶え、やる気を出させようと、“お口”シリーズなる高度なオナホールを取り出した。果たして、新たな快感を得て、先に進む戦士は現れるのか──?

1310_toys_01.jpg
(絵/川崎タカオ)

中村うさぎ(以下、中) これまで、童貞たちにアダルトグッズを指南してきたわけだけど、今回は“童貞の妄想を叶えてくれるグッズ”をラインナップしてあげましょう。

──あれ? またオナホール?

 これはただのオナホールではないの。4つのグッズに共通点があることに気づかない?

──ええと、「亀頭娘」「尺八娘」「フェラゾーマ」「リアル ディープ スロート」の4つ……あ! 全部“お口”シリーズですね。

 そう! 童貞はフェラチオに対して、過大な幻想を抱いているから、実際にフェラされたらちょっとがっかりすると思うのよ。

──ええ? 実際のフェラのほうが気持ちいいんじゃないですか?

 もう、これだから童貞は……。言っておくけど、生身の女の口でするフェラは、オナホールの気持ちよさの20%程度だからね!

──そんな……。

 それにね、リクエストがあればするけど、女にとってフェラは基本的に“面倒くさい”のよ。

──嘘だ! “お掃除フェラ”や“朝のお目覚めフェラ”を喜んでやってくれる女性もいるはずだ!

 AVを真に受けすぎだよ! なによ“朝のお目覚めフェラ”って。朝起きて一番最初に口にするのがチンコって、考えただけでもげんなりするわ! それに、フェラは唾液でじゅぽじゅぽ音出してあげたりしなきゃいけないし、大変なのよ。

──そうなんですね……。でも、今回は4つもあって、どれを使っていいのかよくわかりません。

 全部使えばいいじゃない。

──全部ですか!?

 妄想力を駆使して、それぞれのバリエーションを楽しめばいいの。例えば、まずは、自分が家庭教師になったつもりになりなさい。

──憧れの設定ですね。

 教え子の家は、3姉妹。で、最初は一番下の中○生の子を教えているのよ。その子がじゃれて、おっぱいを当ててくるわけ。

──ほうほう(笑)。

「やめろよぉ」なんて言ってるうちに、股間が固くなってくるじゃない。そしたら妹が「あれ?固くなってるよ、なめちゃおうかなぁ?」なんて言ってくる。そこで、ローターで亀頭を刺激する「亀頭娘」を取りだしなさい。

──中○生が亀頭責めですか!?

 そう! なぜかそんなテクニックを持っているのよ。ませてるわねー。そこで、チロチロと亀頭を責められているうちに、高○生の次女が帰って来て、妹とチェンジ。「先生、勉強を教えてただけなのに、勃起してるなんておかしい。さては妹のやつ、亀頭責めしたなぁ~!?」と、なるわけよ。

──なぜか、そこまでわかるんですね(笑)。

 姉妹だからね。そしたら次女が「あの子、まだ未熟でしょ?私なんか、10年以上も尺八やってるから、経験豊富なのよ!」と。

──そこで「尺八娘」を取りだす。

 あ、ちなみに「尺八娘」は、16年前に発売されてから売れ続けているロングセラー商品なのよ。

──なんだか、次女の年齢ともマッチしていますね。

 それで、「パクっ」とされて、すごい吸引力とピストン運動で「これは妹とまた違った感覚でいいなー!」ってなるよね?

──え……? はい……。

 なるのよ! でもそこではまだイカなくていいわ。そうこうしているうちに勉強の時間も終わって、20代の色っぽい感じの長女が帰って来るのね。で、長女に「リビングでお茶でも」と誘われるわけよ。「先生、あの子たちイタズラっ子だから、変なことされたんじゃない?」なんて、聞かれてさ。

──姉妹はやっぱり気づく(笑)。

「でも、妹たちは子どもでしょ。私はピンサロで働いたこともあるし、すごいんだから! あの子たちじゃ抜けなかったでしょ? 私が抜いてあげる」なんて言い出すから、ピンサロ嬢の口を再現した「フェラゾーマ」で、一旦抜くのよ。

──ようやく、抜けるんですね。

 一旦抜いたら、時間軸は1週間後に進むのね。また家に行くと、今度はしっとりとした和風美女の母親が出てくる。いわゆる“美魔女”ってやつを想像するといいわ。それで、「あの子たち、まだ帰って来てなくて……。勉強のほうはいかがですか?」「娘さんたちは優秀ですよ」なんてやり取りをしてたら、「嘘ばっかり。変なことばっかり上達しちゃって。お恥ずかしいですけど、実は私『イラマチオ道』の師範をしておりまして。家で生徒さんたちに教えてるものですから、娘たちもそれを見て覚えちゃったみたいで……」と。

──『イラマチオ道』の師範!

 そこで、のどの内部やカーブをリアルに再現した「リアル ディープ スロート」で、めくるめくイラマチオ体験をする! その後は三女の「亀頭責め」、次女の「尺八」、長女の「ピンサロ」、母親の「イラマチオ」のローテーションで、フェラチオを満喫しなさい!

──いやあ、そこまで、イマジネーションを膨らませる自信が……。

 そしたら、いいことを教えてあげる。今回紹介したオナホールはすべて、工場の製造工程で“女性”の手によって作られてるの!

──おお! そう思うと妄想が膨らみますね! あれ? でも工場の女性って、結構なおばさ……

 おだまり! そこは妄想でカバーしなさい!

──わ、わかりました!

(構成/水嶋利道)

【アダルト妖精トイズくんの今月のアイテム紹介】
「亀頭娘」
「尺八娘」
「フェラゾーマ」
「リアル ディープスロート」

先端からカリ首までを集中的に刺激する「亀頭娘」。ポンプを使ったピストン運動で、優しく吸引してくれる「尺八娘」。ピンサロ好きのスタッフによって開発された「フェラゾーマ」。そして、のどチンコの感触も楽しめる「リアル ディープスロート」と、刺激の違う“お口”シリーズ。
価格:亀頭娘/2100円、尺八娘/3150円、フェラゾーマ/4200円、リアルディープスロート/3150円、発売元:トイズハート 公式HP:〈http://www.toysheart.co.jp〉

中村うさぎ
1958年、福岡県生まれ。OL、コピーライターを経て、ライトノベル『ゴクドーくん漫遊記』(角川書店)で作家デビュー。壮絶な買い物依存症の日々を赤裸々に描いた『ショッピングの女王』(文藝春秋)がブレイクし、エッセイ、小説、ルポルタージュなど、多方面で活躍中。近著に『小説 朗読少女 ようこそ禁断の図書館へ』(オトバンク)、『脳はこんなに悩ましい』(新潮社)など。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2022年6・7月号

目指すはK-POP? ジャニーズ進化論

目指すはK-POP? ジャニーズ進化論
    • 音楽業界からの【賛辞と批判】
    • 【芸能プロ】的戦略が抱える2つの“矛盾”
    • 令和の【ジャニーズ・シングル】20選
    • 20年代のジャニーズ【ミュージックビデオ】

移ろいゆくウクライナ避難者

移ろいゆくウクライナ避難者
    • 移ろいゆく【ウクライナ】避難者

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

サイゾーパブリシティ