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大先輩・青木功からも説教を食らった!?

若手No.1ゴルファー松山英樹にメディア対応最悪とのウワサ

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『週刊ゴルフダイジェスト 2011年5月3日号』

 石川遼(21)がアメリカ・PGAツアーに本格参戦した今季、日本男子ゴルフ界に颯爽と現れた新星が松山英樹(21、東北福祉大4年)だ。

 石川と同級生の松山は、アマチュア界で無敵を誇り、2010年から2年連続でアジア・アマチュア選手権を制覇、それによってゴルファーなら誰しも憧れるマスターズにも2年連続で出場した。また11年三井住友VISA太平洋マスターズでは、石川以来史上3人目となるアマチュア優勝も遂げている。

 いまだ学生の身であるが、満を持してプロに転向した今季は、つるやオープンで史上最短記録となるプロ2戦目での優勝を飾った。石川以外にスター選手がおらず、トーナメントも減少傾向にあった日本男子ツアーは現在、松山の出現によって石川の不在を感じさせないほどの盛り上がりを見せている。

 180センチ、80キロの恵まれた体格から豪快なドライバーショットを飛ばすスケール感に加え、アプローチやパターといった小技も得意とする。開幕戦からドライバーが左右に大きく曲がっていたが、それでも第2戦では冷静にパーを拾い上げていき、少ないチャンスをものにして逆転優勝を飾った。今後に余力を残すような戦いっぷりで、これからさらに勝利を重ねていくことが予想される。国内の賞金ランキングはトップで、世界ランキングでも石川をあっという間に抜き去り、90位だ(5月7日現在)。

 だが、ゴルフを取材する現場記者から聞こえてくる松山評はどうも芳しくない。問題視されているのは芝生上のプレーではない。ホールアウト後の、取材対応である。ゴルフ担当記者が語る。

MEMO松山英樹
1992年、愛媛県生まれのプロゴルファー。父の影響で4歳の頃からゴルフを始め、13年にプロに転向。同い年の石川遼の才能をしのぐとの声も聞こえてくる、これからの日本ゴルフ界を背負って立つ逸材。

「取材が嫌いなのか、あまり多くを語ろうとしません。1日のプレーを振り返ることはしても、感情を吐露することがない。記者が間違った質問をすると『ハア?』と露骨に嫌悪感を示しますし、開幕戦で『賞金の使い道は?』と訊かれると、間髪入れずに『考えていません』と……。たとえば、同じ東北福祉大の先輩である池田勇太は、口調はつっけんどんでぶっきらぼうですが、自分の言葉というのを持っている。そういうプロゴルファーの個性が、ファン拡大につながるんですけどね。愛嬌を振りまいたり、リップサービスする必要はありませんが、松山ももう少し自分の言葉で語ってもらいたい。優勝してもそれは変わりませんでしたから、スポーツ紙の記者はみな優勝原稿作成に苦労していました」

 翌週の中日クラウンズになると、取材対応はひどさを増した。誰もが強風と硬いグリーンに苦しめられる中、松山は初日から優勝争いに加わり、史上初の新人による2大会連続優勝の期待が高まったものの、記者の目を見てしゃべろうとせず、相変わらず無愛想な問答だった。

――調子はいかがですか?

「良くも悪くもない感じです」

――(中日クラウンズが開催される)名古屋ゴルフ倶楽部和合コースは経験がものをいう難コースですが。

「経験がないから何もわかんないですよ。難しいのはわかりきったこと」

――イーグルを奪った場面を振り返ってください。

「もう忘れました」

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