――女優の天海祐希が、今月6日から軽度の心筋梗塞で入院していることを8日、所属事務所がマスコミ各社にファクスで発表した。
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それによると、天海は6日、出演中の舞台「おのれナポレオン」の公演終了後に体調不良を訴え、都内の病院で診察を受けたところ、軽度の心筋梗塞と診断され、1週間から10日の安静治療を要するとしてそのまま入院。本人は舞台の続投を強く希望したが、主治医と協議した結果、静養による一日も早い回復を最優先に考え、降板を決断したという。
天海の降板により、天海演じるナポレオンの愛人・アルヴィーヌの代役に、宮沢りえが起用されることが決定。上演している東京芸術劇場の公式サイトでは、同舞台の8日19時と9日14時の公演中止を発表し、上演の再開時期については、現在最終調整中としているが、まだ45歳の天海だけに、発症の一因として、仕事のストレスがあったのでは、とする声があがっている。
「天海はこれまで長い休みを取らずに常に仕事に全力投球。オリコンランキングの『女性が選ぶいい女ランキング』で09年から12年まで4年連続1位に選ばれるなど、女性からの絶大な支持を得ており、『離婚弁護士』(フジテレビ)、『女王の教室』(日本テレビ)、『Around40~注文の多いオンナたち~』(TBS)、『BOSS』(フジ)など主演ドラマが立て続けに大当たりし、一時期は“視聴率女王”と呼ばれていた。ところが、10年の『GOLD』(フジ)、同じ事務所の菅野美穂とW主演した昨年の『結婚しない』(同)、挙げ句の果てに4月に2夜連続放送された『女信長』(同)など立て続けに主演ドラマがコケた。人一倍責任感の強い天海はそのことに責任感を感じ悩んでいたが、気持ちをリセットできないうちに次から次に仕事が舞い込んでしまっていた」(テレビ関係者)