サイゾーpremium  > 特集2  > 【元プロ選手・愛甲猛】「もう長嶋さん復帰しかない」

──横浜高校甲子園優勝投手からドラフト1位でロッテ入り、プロ生活晩年の中日でも代打の切り札として活躍した愛甲猛。そして今や、球界随一のぶっちゃけキャラとなった彼が知る、巨人の本当の強さとは――。

1209_aikou.jpg
(写真/田中まこと)

 今回の原さんのスキャンダルだけど、ぶっちゃけ選手にはそこまでの影響はないだろうね。チームの雰囲気はよくないかもしれないけど、選手が興味あるのは自分の成績がいいか悪いかだけ。これがほかの選手のスキャンダルだと、実はすごく喜んでいる選手もいたり、ライバルのネタだったら内心はガッツポーズっていうこともある。でも今回は監督のスキャンダルだからねぇ。

 ただ、気になることはたくさんある。まずは支払った1億円っていう金額。これ最初は、請求額5億円だったって話だよ。普通に考えて、取り立てる側も「浮気が発覚するのが嫌だろうから」ってだけで5億円も請求しないでしょ。女の日記に何が書いてあるかが問題で、現職コーチ陣の実名も載ってるらしいけど、それ以上に5億円も請求できる「何か」があったってことだ。だから原さんも焦って2日であんな大金を用意しちゃうわけ。野球協約に抵触しちゃうから、必死で「相手は反社会勢力ではなかった」と言っているけど、そんなはずないでしょ。一般人からそんな金額ゆすられそうになったら、誰でもすぐに警察行くよ(笑)。

 もうひとつは、なんで18年も経ってから今回みたいなことが起こるのかってこと。刑事事件なら時効成立するほどの期間でしょ? その空白の時間が見えてこないんだけど、俺が思うに、これが巨人なのかな、って。18年間も表沙汰にさせなかったってのが、大メディアを持つ巨人の力なんじゃないか。原さんが直後に出した「清武さんへ」なんてコメントも、読売からの指示なんだろう。最近謀反を起こした清武=悪って構図を作っているけど、そもそも原さんが女に手を出さなきゃ済んだ話。あんまり責任転嫁ばかりしてると、選手からも呆れられちゃうよ。

 一時期話題になった高橋由伸や上原浩治、阿部慎之助たちの契約金の標準額問題にしても、野球協約には抵触しないと突っぱねたけど、そもそも入団時に親会社のメディアで嘘の金額を報道していたわけだ。そこを謝罪しないのもおかしいし、ほかのメディアも金額の話ばかりで、嘘報道への批判がないのは正直疑問だよ。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2021年2月号

“男性学”のススメ

“男性学”のススメ
    • 【男らしさ】イメージの変遷
    • 男性学(基)【ブックガイド】
    • 【キリスト教】の男性優位主義
    • 女子が萌える【ラップ男子】
    • コロナ禍で始動【Zoomgals】
    • サンドウィッチマン【男同士のケア】
    • 【青柳翔】が語る“男らしさ”
    • オトコが乗る【軽自動車】
    • 【マンガ・アニメ】の軽自動車
    • 【ジャニーズ】男性アイドル像
    • 時代錯誤な【ジェンダー観】
    • 【サザエさん】は有害か?
    • 『サザエさん』の【初回】
    • 【井田裕隆】に聞くAV男優像
    • ポルノ視聴と【男性性の劣化】の関係
    • おじさんの【フェイスブック】
    • 【フェイスブック運営】側とのズレ
    • 育児特化の【ベビーテック】
    • 5秒でわかる【ベビーテック】
    • 【自民党】に根付く男尊女卑

「篠崎こころ」ラグジュアリーに魅せた麗しさ

「篠崎こころ」ラグジュアリーに魅せた麗しさ
    • 【篠崎こころ】召しませ #金髪ショー党

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 【岡田結実】バラエティの人気者はエゴサで成果を感じる
    • 【STUTS】人気トラックメイカーがラップに初挑戦!
    • 【土井裕泰】TBSのエースディレクターの問題作に迫る

連載

    • 【あまつまりな】流れに身を任せちゃうんです。
    • 【グレイテスト・ラウンドガール】に新メンバー!
    • あの素晴らしい【恵美】をもう一度
    • 【コロナと不況】21年に生き残る術
    • 【萱野稔人】ソロ社会化とコミュニティの変化
    • ありがとう、【小松の親分さん】
    • ワクチンがつくる【コロナ後の世界】
    • 【丸屋九兵衛】ショーン・コネリーを語る
    • 【町山智浩】「ストレンジ・フィーリング」カトリックの洗脳とオナニー
    • 【コロナ対策論議】の根本的欠如
    • 「謎」と「静」で振り返る【2020年】
    • 【小原真史】の「写真時評」
    • 【笹 公人】「念力事報」鬼狩りの時代
    • 【稲田豊史】「妻が口をきいてくれません」圧巻の“胸クソ”読後感
    • 【辛酸なめ子】の「佳子様偏愛採取録」
    • 【本場仕込み】のビールが飲める“リビングルーム”
    • 【更科修一郎】幽霊、批評家は文化的背教者なのか。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』