サイゾーpremium  > 特集  > スポーツ  > 意外と儲かる?【プロ】審判の給料事情
第1特集
五輪商業化で誤審が増加!? 冷遇される審判の悲劇【3】

プロ審判は意外と儲かる? MLB審判は年収1000万円超 プロ審判の成り方と給料事情

+お気に入りに追加

──審判のプロ化が急がれていることは特集【1】ですでに述べたが、では、プロ審判の待遇やその道のりはどのようになっているのか。日本でもプロ審判制度がある、野球とサッカーを例に、審判の待遇を見てみよう。

1208_shinpan_02.jpg
『サムライ審判』(アスペクト)

 まずは、五輪競技でもあるサッカー。日本の場合、プロリーグとしてJリーグがあるのだが、実はプロ審判は現在13名のみで、試合を裁いているのは多くのアマチュア審判だ。日本でそのサッカー審判になるためには、日本サッカー協会(JFA)公認の審判員試験と講習を受ける必要がある。サッカー審判は1~4級にランク付けされており、下位の資格を取得していることが昇格の前提。1級は日本サッカー協会、2級は全国9つの各地域のサッカー協会、3~4級は各都道府県のサッカー協会が試験・講習会を行っており、4級は主に筆記試験のみ(地域によっては体力テストがある)で、資格取得に必要な費用は5000円程度と比較的資格を取りやすい。そこから一定の実績(4級で19試合以上※主審を半数以上経験)を積んだ審判が筆記・体力・実技テストによって3級へと昇格する。2級になるには試験のほか、3級取得後2年以上で、一定の実績を積み、各都道府県サッカー協会の推薦が必要。そして、1級は2級取得後2年以上で、実績のある34歳以下、各地域サッカー協会の推薦が必要と条件も厳しくなる。ただ、1級になるとJリーグの試合をジャッジできるようになり、1試合につきJ1主審12万円、副審6万円、J2主審6万円、副審3万円の報酬を得ることができる。この1級審判として十分な実績を積んだ審判のみが、ようやくプロ審判(JFAではプロフェッショナルレフェリーと呼ぶ(としてJFAと契約できるようになる。待遇は公開されてはいないが、1年契約の年俸制(固定給に出場給がプラスされる)で、トップクラスになると2000~3000万円ほどだといわれている。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ