女芸人の結婚や恋愛が芸能ニュースを賑わせている。そんな「女芸人がモテる時代」に逆行するかのように、己のスタンスを崩さない女性がひとり......。光浦さん、あなたの生き方、ステキです!
(写真/早船ケン)
──光浦さんは、森三中やハリセンボンなどを束ねる「女芸人会」のリーダーと言われていますが......。
光浦 別に、そういうわけじゃないんですよ。たまたま『アメトーーク!!』(テレビ朝日)で「女芸人会」という企画をやったら、リーダー的なポジションにさせられて、「しまった!」と思いましたね(苦笑)。
──あ、そうだったんですか。いずれにせよ、女芸人花盛りの時代ですよね。
光浦 やっぱり「女芸人は男性と付き合っちゃいけない」という時代が終わったのが大きかったと思います。以前は女芸人が男性と付き合っていたら、「女芸人のくせにモテやがって!」って一般の視聴者から苦情が来たんですよ。そういう風潮を変えるほど画期的だったのが、青木さやかが同棲相手をテレビで映したこと(『ロンドンハーツ』/テレビ朝日/04年放送)。同棲という一番生々しい部分をしっかり笑いにした青木に衝撃を受けました。
──芸人である限り、私生活さえも笑いに変えていかなければならない。