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高須基仁の暴言・放言・妄言録 私は貝になりたい 第58回

テレビは鳩山叩き一辺倒、 重箱の隅ではなく「改憲」 という本質を追及しろ!

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球界への復帰待望論が強い清原選手。彼はキャリアは十分、膝のケガに苦労した経験もある。まずは、同じくケガに苦しむエンゼルス・松井秀喜のレポートや試合解説をしてほしい。映画の宣伝キャラクターなど、やっている場合じゃないぞ。 

 辺見庸が、東京新聞夕刊で連載している「水の透視画法」というコラム(5月18日付)で、ラーゲリ(ソ連強制収容所)ではやったという詩を引用していた。

「すべてありうる。なんでも起こりうる。よるべきものはなにもない」

 辺見はこの文章を用いて今の時代を憂いた。私の時代感覚と似ていて、久しぶりに響いた。

 今、着眼大局着手小局という、基本にあるべき感覚が見失われている。文化も経済も政治も着眼小局、着手も小局。そんな中、着眼大局を担うべきは、ジャーナリストだと思う。ところが、「週刊ポスト」(小学館)5月28日号で野中広務が官房機密費をジャーナリストやテレビ局、新聞社に配っていたと証言した。

ジャーナリストも売れれば売れるほど"おいしいこと"がありうるのだろう。記事が出た日、ANAインターコンチネンタルのアトリウムラウンジにいたところ、シャンパン・バーから出てきた田原総一朗と目が合った。帽子を取って挨拶し、「まさか田原はもらってないよな」「がんばれよ」という思いで、こぶしを振り上げた。田原はうなずいていた。事実、「週刊ポスト」には田原だけはもらわなかったと書いてあった。

 テレビは、相も変わらず鳩山由紀夫批判一辺倒だ。普天間基地の辺野古移設案への反発の声が強い。鳩山の本音としては、「アメリカ軍はいらない」と言いたいのではないだろうか。鳩山はもともと有事に限って米軍を出動させる「常時駐留なき日米安保」を提唱していた。

 実際、抑止力なんてものは、まったく必要ないと私も思っている。そもそも有事ということ自体、幻想でしかない。大手メディアが煽って仮想敵国をつくっているだけだ。

 だが、鳩山が怖いのは、脱米軍の先に「自らの国は自らで守る」という考え方があると思われる点だ。つまり、改憲して自衛隊を日本軍にするということ。思えば鳩山一郎は日本初の改憲論者だった。今度の参院選で鳩山由紀夫はどこまでいくのか。私たちは選挙で民主党政権から諮問を受けることになる。

 鳩山のこの本質を批判せずに重箱の隅をつついているコメンテーターよ、大丈夫か?私は本質と重箱の隅がごちゃごちゃになって論じられているような気がしてならない。まさに、「すべてありうる。よるべきものはなにもない」という状態である。

 ニュースがわからなくなったら、NHK『週刊こどもニュース』を見ろと私は常々言ってきた。余計なコメンテーターがいなくシンプルでわかりやすい。ただし、私は「あの番組を見ろ」と言ったのであって、「あのキャスター(かつて出演していた池上彰)を見ろ」と言ったわけではない。ところが、民放はあのキャスターを使ってゴールデンタイムに『こどもニュース』のような番組をやっている。日本国民全員が子ども化している証しだ。

 こうして着眼大局着手小局を見失っていく。よるべきものは、今は新聞か。その新聞の論説委員がこぞってテレビに出ている。よもや官房機密費をもらってはいないだろうな。 話は変わるが、先日、清原和博と会食をした。清原はインターネットで「押尾学事件に連座している、押尾と関係のあるパチンコ卸会社とつながりがある」などと噂が立った。また、広告代理店がその情報を重く見て、CM出演を中止させたという噂もあった。事実無根である。清原は多大な風評被害を受けている。

 清原の目標は球界に残るということだと思う。私は海の向こうで指導者になる道もあるのではないかと思う。事実、桑田真澄は巨人軍を去ったあと、1年間だけアメリカにいて、その後、早稲田大学に入りそれなりの形をつくった。清原もまずはアメリカでキャリアアップすればいい。

 最後に、玉置浩二と石原真理について。この2人は道徳常識倫理に反する究極である。玉置はトップアイドル薬師丸ひろ子を捨て、石原はアメリカ人と入籍し、女を張って国際的に生きようとした。2人とも芸能的、まさに傾奇者(かぶきもの)である。

 青田典子との交際が発覚した玉置は、ブログで恨み節を綴った石原に対してこう言った。「社会人として、ちゃんと働きなさい」。つまり、現金がなければ首を取られる、女を張ったのだからもっと張れ。傾奇者の究極の言葉である。

 スーパー傾奇者に対して、小市民的な道徳常識倫理をぶつけてもはじき返される。石原の暴露本『ふぞろいな秘密』を仕掛けたWや映画プロデューサーの笠原正夫、レポーターの梨元勝では相手にできない。この2人をコントロールできる人間は私しかいないのだ!

高須基仁(たかす・もとじ)
中央大学経済学部卒業後、某玩具メーカーにて数々のヒット商品を開発。その後、紆余屈曲があって、出版プロデューサーとなり数々のヘアヌード写真集を手がける。別名、毛の商人。
公式ブログ「" 百花繚乱"独り言」

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