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第1特集
アップルはなぜ快進撃を続けられるのか?【1】

日本代表NECを軽〜く圧倒!? 売上3兆8600億円、純利益7400億円"アップル"が描く世界戦略

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アップル

設立:1976年4月
本社所在地:アメリカカリフォルニア州
売上高:429億ドル(3兆8600億円、09年9月期)
カリスマ社長、スティーブ・ジョブズがわずか21歳のときに設立したアップルは、30年のとくをへて、世界有数の電子機器メーカーへと成長。マイクロソフトを追い抜く日も、そう遠くはない?

──2000年のスティーブ・ジョブズのCEO復帰以来、iMac、iPod、iPhone、そして今回のiPadと、ヒットを連発しているアップル。徹底したマーケティング、コンセプト重視の商品開発、コンテンツの連携等々がその要因とされるが、その手法は実際のところはどうなのか?

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発売前からすでに話題をさらっているiPad(Apple公式HPより)

「世界同時不況」「未曾有の消費不況」などと呼ばれる惨状が、08年秋の米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻以降続いている。企業業績の悪化で将来を不安視した消費者が一気に財布のひもを締め、それによって企業業績がさらに悪化するという負の循環を前に、東芝やNECといった国内メーカーは100億円規模の最終赤字を垂れ流し続けている。メーカー各社からは「モノを作っても消費者に買う気がないからまったく売れない」(大手電機メーカー社員)と、悲鳴にも似た叫びが上がっているようだ。

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