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パソコン以外でも動画配信サービス続々 任天堂&電通『Wiiの間』vsエイベックス&ドコモ『BeeTV』

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Wiiの間(左)、BeeTV(右)それぞれのCM動画より。

 去る5月1日、くしくも同日に始まった2つの動画配信サービスがある。「Wiiの間」と「BeeTV」だ。

「Wiiの間」は任天堂と電通がタッグを組んで展開する、Wii向けの動画配信サービス。ホンダやイオン、ユニリーバといった大手企業の提供のもと、オリジナル動画が無料で視聴できる。ラインナップは現在「Wiiクッキングテレビ」「自然Wiiテレビ動物たち」「社会Wiiテレビにゅーすのきほん」など教養番組が多い。

 スポンサー企業にしてみれば、国内販売台数800万台と、もはやお茶の間に一台になろうかという勢いで普及しているWiiユーザーに対して、自社のPR動画を配信したり、動画再生後にはアンケートを収集できるなど、従来の地上波テレビ放送では不可能だった広告の効果測定ができる新しいメディアといえる。

 しかし視聴者がWiiユーザーという子どもからお年寄りまで含まれる幅広い層だけに、配信されるコンテンツはどれも優秀だが華やかさに欠けるきらいもある。いわば視聴者側より、広告主側の都合で作られたプロダクトという印象だ。

 片や、「BeeTV」はエイベックスとドコモの合弁会社エイベックス通信放送が運営する、携帯電話専門放送局。ドコモのiモード端末で、月額315円でドラマ、バラエティから音楽番組まで、BeeTVオリジナルあるいは地上波未放送の海外作品など、全8チャンネル21番組を楽しむことができる。番組自体はフジテレビや関連の番組制作会社が制作を担当しており、出演するタレントや役者なども地上波と遜色がない。

「アメリカではiTunesのムービーストアやムービーレンタルみたいな形で、買った動画が自動的に同期されてiPodで観られる仕組みがすでにあるわけですけど、日本には全然来ていない。その代わりに、日本ではケータイなんじゃないかなと。電車の中でもケータイでワンセグなどの動画を観てる人が多いので、このBeeTVがどこまでウケるかというのは、ケータイというプラットホームでどこまで動画ビジネスができるのかという、ひとつの試金石になると思いますね」(ジャーナリスト・津田大介氏)

 BeeTVは有料ということもあり、その作り込みはどれもパッケージソフト並み。特にエイベックスがかかわっているだけあって、所属アーティストの過去PVを視聴できるなど、好きな層にはしっかり刺さる番組作りがされている。

 たまたま同じ日にサービスインしただけで、そもそも競合するメディアではないものの、まずはBeeTVが一歩抜きんでている格好だ。うーん、Wiiの間はポケモンのオリジナル作品でも配信したほうがいいのかも……。


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