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水谷 舞の「合コン四季報」 第8回

「報道のTBS」は、この男が甦らせる!?

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 元JALのCAで、合コンでお相手した企業は150社以上!の自称"合コン総研アナリスト"水谷が、実地調査(=合コン)をベースに上流メンズを辛口ジャッジ!

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【今月のターゲット】TBS


民放ではいち早く全国的な報道網を構築し、ニュース番組にも注力してきた「報道のTBS」。が、そんな生真面目さは時代にマッチしないのか、バラエティブームにも乗り遅れ、現在、キー局では視聴率4位に甘んじる結果に。しかし、テレビには、高い公益性を持つ報道は不可欠。ここはあえて、TBSにエールを送りましょう!?

 4月から、報道・情報番組を中心に大幅改編を行ったTBS。視聴率、業績ともに苦戦中ですが、合コン総研としては、依然華やかで憧れの職業というイメージが強いテレビ局男子にズームイン!(ⓒ日テレ)しないわけにはいきません。「報道のTBS」よ、大丈夫か。合コン総研アナリスト・水谷が出勤です!

 今回は夜景のキレイな汐留にある高層ビルの中華料理店にて、3対3でスタート。メンバーは、「TBSイチ爽やかオトコ!」と称されているという報道局のカメラマンのT氏、甘いマスクと鍛え上げられた胸板を持つスポーツ局のB氏、加えて、局外からは元五輪選手のS氏が参戦。

 まずは、ベタな質問のジャブを繰り出してみました。「報道カメラマンに求められるスキルって?」との質問に「反射神経、感覚、経験。撮影の場所取りは、ホンマすごいで。他局のスタッフとマジ喧嘩になる」と言いながら、若さをほとばしらせ、飲茶を次々たいらげるT氏には、カーディガンを羽織って、ギョーカイ語を駆使するベタなテレビマンのイメージは微塵もありません。が、そんな彼らの口から出てくる悩みは、テレビマンならではのもの。T&B氏は「休日は家でテレビは見たくない」と断言するのです。いわく、「制作の裏側をわかってるから、視聴者目線で楽しめないからね。"ここはこうして編集したほうが良かったかな"って」。そんなプロ魂は、会話の端々からも伝わってきます。水谷が、T氏に海外取材歴を訪ねると、待ってました~!とばかりに自慢ばな……いやジャーナリズム精神にあふれた経験談が繰り出されました。

 最近は、治安が不安定なケニアやスーダン、北朝鮮にも行ったそう。取材とあらば危険を顧みない姿勢には、元CAで海外経験豊富な水谷もウットリ感心。合コントークとしては、効果的といえましょう。もちろん、おカタイ話ばかりではなく、「平壌で食べた冷麺は最高。宿泊した40階建てのホテルの大浴場には、浴槽が20個ぐらいあったんだけど、お湯が沸いていたのは、たった1個。さすが北朝鮮」「アフリカでは、ガイドさんが『キリンがいる』と遠くを指さすんだけど、僕らには見えない。カメラの望遠を最大にしたら、やっと見えたんだ。視力5・0はあるね」などと、『世界の果てまでイッテQ!』(ⓒ日テレ)的なエピソードを披露して、場を盛り上げます。

 合コンも中盤に差し掛かった頃「僕、女子アナって、ホントにコワイと思ったよ」と、本誌読者が喜びそうな発言をしだしたのはS氏。

「五輪選考試合の時、TBSの某女子アナが毎晩電話くれて、試合会場でも『大丈夫?』って声をかけてくれた。彼女、選手のメンタルすごくわかってて、電話のタイミングも抜群だった。だから、いろいろ話したのに、試合が終わったらパッタリ連絡こなくなって……」

 さすが、「総力報道」をうたうTBS。女を武器に、選手の本音を引き出すくらいヘッチャラです。真実を追及するためには、手段を選ばない――そんなプロ意識が根付いたTBSマンたちは、半ば合コンを職業としている、合コン総研アナリスト・水谷の姿勢にも深い理解を示してくれました。水谷が結婚願望を吐露しつつも、週3回以上の合コン三昧の日々では、結婚はほど遠いだろうと嘆いていると、T氏は「仕事だったらアリでしょう。僕だったら理解できるな」と優しい一言。

 水谷の取材魂に寛大な反応を見せたかと思えば、店を出た帰り道、「火事だ!焦げ臭いにおいがする!」と言って鼻をヒクヒクさせつつデジカメを取り出す男っぷりに、ポイントアップ!ちなみに、T氏にブログ用の写真撮影をお願いしたら、絶妙なアングルで撮ってくれました。 「報道のTBS」復活の鍵を握る、若きTBSマンの今後に注目です!

[合コンメンズ判定]★★★★★

T氏は、パッと見ではギョーカイ人と思えぬほどの爽やか紳士ですが、元「報道のTBS」たる自負として、常にデジカメを携帯し、24時間スクープ態勢。前期は赤字を計上したものの、許認可事業で依然高い給与が保障されているTBSマン。元CAの水谷も知らない、ディープな海外体験とハードな報道活動で程良く引き締まった肉体が、なんとも魅力的に映りました。テレビマンの職業病なのか、水谷のボケ発言にもテンポ良くツッコミを入れてくれたことも、Mの水谷にはたまらなく快感!ということで、今回は満点、星5つを進呈します。

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水谷 舞(みずたに・まい)
大学卒業後、日本航空入社。NY、パリ、ミラノ便など、国際線ビジネス、ファーストクラスを中心に約5年間乗務。現在はレポーター、女優業の傍ら、「合コンは最高のエンターテインメント」をモットーに、"合コン総研アナリスト"として活躍中。公式ブログ


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