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あの名物"校長先生"吠える!

戸塚宏はまだまだ叫ぶ! 今も"体罰"を推奨する訳

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現在も10人の生徒がスクールには在籍しているという。戸塚氏の教育理論は、石原慎太郎や養老孟司なども支持している。

 戸塚ヨットスクール校長である戸塚宏氏。ご存の通り、不登校、引きこもり、非行など、青少年の問題行動を引き起こしている情緒障害を、ヨットを使ったスパルタ訓練で改善するという独自の教育理論で、世間に波紋を投げかけた人物である。体罰も辞さないその手法は、高い効果をもたらすという支持を得る一方、1980年代になると、生徒の死傷事故や行方不明事件が起こったことを受けて、マスコミから総バッシングを受けることになる。そんな流れの中、83年には、訓練中に生徒が死亡したことを傷害致死と見なされ、戸塚氏は逮捕された。本件では懲役6年の実刑判決が下り、06年まで刑務所に収監されていた同氏だが、今も信念を曲げず、ヨットスクールの運営を精力的に行っているという。

 今回は教育界の極北に位置する戸塚氏に、さまざまな問題が顕在化する「日本の教育」について問うてみた。

──校長は、日本の教育の現状をどう見ていますか?

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マスコミへの不信感が強い戸塚氏。メディアに出るのは最近では稀。

戸塚 日本では民主主義が機能していません。それが教育制度の機能停止にもつながっている。民主主義の定義は、国民の力で権力を取り替えられること。日本人の多くは、今の偏差値偏重の教育制度に違和感を抱いているのに、それを生み出している権力を交代させようとはしないのです。まず、権力を交代させ、文部科学省の役人をやめさせることです。国会で法律を変えてでも、実現させる。彼らは、典型的な"偏差値秀才"で思考能力がない、マニュアル人間なんです。時代はどんどん新しくなっているのに、何十年も前につくられたマニュアル通りに教育行政を行っているだけ。我々がヨットスクールを開いて30年以上がたちますが、84年の中曽根内閣の臨時教育審議会の設置以降、教育改革についてはまともに議論もされていません。その一方で、国は我々のような民間が生み出す教育手法を潰すことだけには躍起になる。

──逮捕以降も、国からの圧力を感じることはありますか?

戸塚 しょっちゅうです。昨年11月にも、県の児童相談所がやってきて、うちで児童虐待が行われているからと、子どもをさらっていこうとした。体罰が厳しくてうちから逃げた子どもが、相談所にそう言ったらしいのですが、それは子どもの言い訳です。そもそも児童相談所には、法律のどこを見ても、親の意思で預けられている児童を強制的に連れ去るという権利があるとは書いていない。「お上のいうことは間違いない」という思い込みで、みんな相談所の暴走を許しているのです。

MEMO戸塚宏 1940年生まれ。世界的ヨットマンとして活躍後、76年に愛知県で戸塚ヨットスクールを開校。当初は、選手養成を主としていたものの、すぐに情緒障害児の更生を目的とした活動に注力するようになる。

──相談所も、子どもの訴えを無視できないのでは?

戸塚 訴えた子どもは問題を抱えています。相談所や学校や文科省に、その問題を解決する能力があれば、誰もうちには来ません。うちは「スパルタだ、体罰だ」とマスコミにいくらバッシングされても、結果を出し、支持も得ている。だから30年以上も続いている。お役人連中とはレベルが違うんです。

──しかし、体罰に抵抗のある国民も多いようです。

戸塚 それはやり方の問題です。体罰によって、脳幹(脳を構成する間脳・中脳・橋・延髄の総称)に刺激を与え、強くすることで、人間は強い生命力、精神力を養えます。ただし、体罰のやり方を間違えると死ぬこともあるので、正しい体罰を行うトレーニングは必要です。「死の危険があるから、体罰はなくせ」というのは、「交通事故があるから、車を全廃しろ」というのと一緒。マスコミも、ここを冷静に報じてほしい。

──今後も、ヨットスクールの存在意義は変わらないと?

戸塚 「知行合一」、つまり知識と行動の両方が伴っていることが重要です。知識=マニュアルだけ持ち合わせて、子どもとともに行動したことがない文科省やマスコミには、教育は正常化できません。そもそも、正常化できれば、うちは必要なくなるんですから。

 自身に満ちた戸塚氏の言葉、あなたはどうとらえるか?

(舘澤貢次)


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