―― ──江戸中期の禅僧・白隠(1685~1796)は、独特の禅画で知られるとともに、諸国を歩いて教化し、臨済宗中興の祖といわれる。その白隠の著作『夜船閑話』(やせんかんな)は、まさに江戸時代の精神疾患と、...