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丸屋九兵衛の音楽時事備忘録「ファンキー・ホモ・サピエンス」【40】

【Bell Biv DeVoe】音楽界の毛利元就トリオ! 三本の矢は再び輝くか?

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『Poison』

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Bell Biv DeVoe(販売元:ユニバーサルミュージック)

来たるべき新作が詳細不明なので、第1作を紹介。言い出しっぺのジャム&ルイスが不参加なのは謎だが、パブリック・エナミーの制作チーム「ボム・スクワッド」も参加した混成体制で、10曲中5曲がヒットした。でも、垢抜けない奥の奴(ベル)がリードなんだ。いま見ると真ん中のデヴォーがモード系ファッションでいいね。


 ダーウィンの時代から、生物学のセオリーを人間社会のモロモロに当てはめて悦に入る御仁は少なくないが、そうした言説はほとんどの場合、決定的に間違っている。「赤の女王に呪われよ」と毒づきたくなるほどに。例えば、我々の先祖である硬骨魚類は、元来の生息地・海では弱者であり、河川に移ることを余儀なくされたようだ。栄養に乏しい、未知の領域・淡水。だが、この逆境で強くなった硬骨魚類は、海に戻って宿敵・軟骨魚類その他をほぼ駆逐するに至るのだ。復讐は甘美なり。

 しかしだな、ここで人間界を見てみようではないか。特に音楽の世界を。成功した個人ほどグループを抜けてソロという新天地に移りたがるものではないかね? ダイアナ・ロス(シュープリームス)にスモーキー・ロビンソン(ミラクルズ)、ライオネル・リッチー(コモドアーズ)、そしてジョージ・マイケル(ワム!)……。

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