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第1特集
タブー破りの"圧力団体"本

駅のホームに電車が入ってきた瞬間に背中を......内部告発者が身の危険をさらした「朝鮮総連」本

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『内側から見た朝鮮総連』(イースト・プレ
ス)。

 近年、朝鮮総連への捜査が盛んに行われ、その模様が頻繁に報道されている。かつては、その活動が公になることのない秘密組織であったはずだが----。

 在日朝鮮人の団体である「在日本朝鮮人総聯合会」(以下、総連)。政治的にも、メディアにとっても、今や総連はタブーではないという。

 タブーが破られるきっかけとなったのは、2002年9月17日、日朝首脳会談において、金正日が日本人拉致を認めたことにある。これにより、北朝鮮の出先機関である総連も衝撃を受け、内部統制に亀裂が生じたのだ。その結果、それまで秘密にされてきた、総連の内情を暴露する本が次々に発売されることになる。そのため、現在、総連に関する暴露本は、『朝鮮総聯の大罪』【8】など、そう珍しいものではない。

 そんな中で『わが朝鮮総連の罪と罰』【9】は、「9・17」以前の02年4月に発行された画期的な本であった。同書は、総連中央本部財政局副部長まで務めた著者が、自身がかかわってきた活動を紹介するかたちで、内情を暴露したものだ。

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