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『テレビは生き残れるのか』(ディスカヴァー携書)。

──年々減少する一方の広告費など、苦境にあえぐテレビ業界。そうした中で、各局は生き残りを掛けて新たな事業展開に乗り出してきた。果たしてどの社が、有用な放送外収入を生み出し、またどの社の経営が危ないのか?各社の財務状況を分析しつつ、テレビ業界の今を追った。

テレビの放送収入が減少する中で、各テレビ局はライツ事業やDVD販売などの放送外事業を展開することで、経営の安定化をはかってきた。04年には、フジテレビがDVDの販売とマーチャンダイジングだけで約150億円を売り上げ、以降、こうした事業に注目が集まり、経済誌や業界誌などを中心にマスコミでもたびたび報じられるようになっている。

「不景気の影響や視聴者のテレビ離れもあって、広告を出稿するクライアントがいなくなってしまったのも大きい。おそらく07年の『DoCoMo2・0』が最後の大量出稿だったと思いますが、全然売れず、テレビCMに不信感を抱かせてしまったのも響いてるでしょう」(テレビ業界関係者)

 こうした状況の中、ここにきてこれらの展開の成果が出てきているところと、そうでないところの明暗がはっきりとしてきた様子だ。

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