>   > 中国人は魚釣島に不法上陸して、神社まで破...

──国民的議論を呼んだ尖閣問題。中国人船長の釈放、衝突ビデオの流出、政府の外交姿勢……論じる点が多岐にわたるが、根本にあるのは「尖閣を日本人は守れるのか?」。そこで、長きにわたり同問題に取り組んできた斯界の大物の声を聞いてみた──。

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落ち着いた語り口で、尖閣における領土問題だけではなく、日本人としての誇りや団結心の脆弱化を憂う、滑川氏(右)と高須氏(左)。(写真/江森康之)

 政府の対応やビデオ流出問題のごたごたなどから、国民の不満、不信感が募る尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件。これに対しては、これまでおとなしかったメディアや国民の中にも、愛国心むき出しの論陣を張る向きが多い。いわく「尖閣諸島は、間違いなく日本の領土」「中国は盗人たけだけしい」などなど。

 だが、そうした国民の声を代弁するような行動を、30年以上前から取ってきた政治結社があった。日本最大の右翼団体ともいわれる日本青年社である。

 そのコワモテなイメージからか、今回の尖閣問題を受けて、日本青年社の活動や考えを報じるメディアは少なかった。だが、同団体は尖閣諸島の領有権を守るべく、1978年に魚釣島に灯台を建設。2005年、これを小泉内閣の要請で国家に移譲している。さらに、今回の事件後にも魚釣島に上陸し、その領有権が日本にあることを内外にアピールしようとするなど(結局は国の制止により中止に)、ラディカルな行動が注目されてきた。

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