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第1特集
“ヤクザ”と恋する少女マンガ

若頭に溺愛されたい!? 今、少女マンガで“極道”がアツい

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──現在、少女マンガの世界において「極道」との恋愛モノが人気ジャンルになっている。あの「なかよし」にも、女子高生×若頭の恋愛模様が掲載されているのだ。もともとヤクザはフィクションの世界で人気のモチーフだが、なぜ少女マンガにまでその裾野が広がったのか──。

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違法ドラッグのパーティーで出会って……
【1】『恋と弾丸』
箕野希望/小学館「Cheese!」(18年〜)

勝ち気な女子大生が、遊びに行ったパーティーで違法ドラッグ漬けにされそうになったところをヤクザの若頭に救われる。一瞬の出会いで惹かれ合い、身も心も溺愛されるように。掲載誌のカラーもあってしっかり1巻からセックスしている。一般誌におけるヤクザ恋愛モノの嚆矢となった。

孫娘と世話係 じれったい距離感!
【2】『お嬢と番犬くん』
はつはる/講談社「別冊フレンド」(19年〜)

極道一家の孫娘と、彼女が幼い頃からの世話係だった若頭。高校に進学した彼女を見守ると言い出して若頭も26歳で高校に入学。ドキドキスクールライフを送ることに。ずっと一緒にいた2人がジワジワと近づいていく様子を、「別フレ」らしいタッチの絵柄で描く。

攻めた“匂わせ”描写も
【3】『蝶か犯か 〜極道様 溢れて溢れて泣かせたい〜』
鳥海ペドロ/講談社「なかよし」(19年〜/現在は「姉フレンド」)

超お嬢様で世間知らずな女子高生に、ある事情から100億円の報奨金がかけられる。全国の極道から狙われる中、彼女を救ったのは関東最大極道組織の若頭だった。キス止まりながらギリギリまで攻めた描写に加え、カーチェイスや爆破など派手なアクションがしっかり描かれる一方で、いちごクレープで盃を固めるトンチキさも魅力。

ヤクザになっていた憧れの人
【4】『極婚 ~超溺愛ヤクザとケイヤク結婚!?~』
桜井真優/講談社「姉フレンド」(20年〜)

学生時代に好きだったバイトの先輩と再会したら、実家を継いでヤクザになっていた――彼には事情があって、なんと即結婚することに! 実家の組を解体して組員を「おひさまの下」に戻したいという夢を持つ人物としてヒーローが描かれており、家としてのヤクザを描こうとする意識が感じられる。

反発しながら惹かれる王道ラブ
【5】『うちの不敵なギャングスター』
酒井ゆかり/白泉社「花とゆめ」(21年〜)

ヤクザの家に生まれ育ち、反動で少女マンガみたいな恋愛に憧れる主人公。だがいつもお目付け役の若頭に邪魔されてしまう。「こいつだけは好きになりたくない」と思いつつ、何かと距離が近い彼に翻弄されて……。「花ゆめ」らしい顔が短いキャラでヤクザを描いているのが新鮮。

オタク女子とイケメン三兄弟
【6】『極妻デイズ 〜極道三兄弟にせまられてます〜』
長谷垣なるみ/講談社「Palcy」(18年〜)

ヤクザモノのソシャゲにドハマリするオタク女子が、街で偶然ヤクザの組長を助けたことから跡目争いに巻き込まれる。後継者候補の孫三兄弟は穏やかな長男、やんちゃな次男、クールな三男とイケメン三者三様。カジュアルに手榴弾が出てくる。

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