パパ活関連事件簿――愛人契約の手切れ金をゆすられた自民党議員
『パパ活の社会学~援助交際、愛人契約と何が違う?~』(光文社新書)
事件化はしていない出来事だが、19年12月、環境副大臣兼内閣府副大臣や農水副大臣などを歴任してきた自民党所属の小里泰弘衆議院議員が、会員制ラウンジで働いていた上智大生と愛人契約を結んでいたと「週刊新潮」(新潮社)が報じた。記事によれば、多いときで月3回、東京・赤坂のホテルで約10万円を手渡してその女性と逢瀬を重ね、実質的に2人はパパ活と呼べるような交際を続けていた。
しかし、社会人となった女性は、「これまでの関係を清算したいと存じます。つきましては300万円をお支払い頂けますでしょうか」とショートメールを小里代議士に送信する。小里代議士はこれを値切り、手切れ金として180万円を彼女の口座に入金したという。
この記事では、女性本人の生々しい話を掲載する一方、愛人契約を公にされたくないはずの代議士に対する女性の手切れ金要求が恐喝に当たる可能性についても言及。結局、女性が立件されることはなく、話はこれ以上大きくなっていないが……。(編集部)
パパ活関連事件簿――金を脅し取って逮捕! JKによる“パパ喝”
2019年2月、パパ活をしていた福岡県の16歳の女子高生が恐喝などの疑いで逮捕された。福岡県警によれば、この女子高生は同年1月、久留米市内のファミレスで20代後半の男性から現金4万円を脅し取ったとされる。男性とは出会い系サイトを通じて知り合い、パパ活をすることになったが、友人の少女と共にファミレスで食事をしていたところ、男性が2人の下着を盗撮。これに腹を立てて因縁をつけ、現金を奪い取ったという。男性側もアレではあるが、結局、女子高生は容疑を認め、このニュースに対してネット上では「パパ喝かよ」と呆れた声も上がった。(編集部)