サイゾーpremium  > ニュース  > 社会  > 中国製監視カメラ【米輸出規制】は手遅れ
ニュース
対中制裁の裏にあるアメリカの真の意図

日本全国で導入済!――中国製監視カメラ【米輸出規制】は手遅れ

+お気に入りに追加

中国制裁対象企業と日本の気になる関係

ハイテク製品の開発で勢いを増す中国と、水をあけられ始めているアメリカ。人権保護や安全保障などを理由として、中国企業への経済制裁を進めている。だが、日本の大手企業や自治体ではすでに、中国ハイテク製品を導入し、協業したり、部品の納入が進められている。果たして、日本が今後取るべき道はどちらにある……?

P020-021_img001_320.jpg
『AI・人工知能エキスポ』でのセンスタイムのブース。中国ではすでに深センの公安当局にもサービスを提供するほどの大企業となっている。

 暴力的な衝突の現場に幻想的なスモークや青と緑のレーザーが飛び交うさまは、何かのショーを見ているようだ。戦場と化した2019年秋の香港で、デモ隊の間で活用された“武器”のひとつに高出力のレーザーポインターがある。暗闇に包まれた街中を照らし、警官隊の視力を奪うためだけではない。街頭や地下鉄内などあらゆる場所に設置された監視カメラに照射して、内部のセンサーを焼き切って無力化することができる。

 監視カメラを潰すことは、デモ隊にとってハイテク監視国家・中国に対する抵抗の象徴でもあったのだ。

 中国は今や2億台以上の監視カメラを稼働させており、2020年代に6億台を突破する見込みだ。都市部においては自室以外ほぼすべての場所に監視カメラがあるほどで、個人のあらゆる行動を当局が把握できるシステムがすでに出来上がっている。一方で、AI(人工知能)技術を活用した顔認証が世界一普及するこの国では、地下鉄の改札から飲食店での決済、ホテルのチェックインまで、すべて顔認証で行われる。先進国が実現できていないテクノロジー社会が、“開発独裁”だからこそ実現できたと指摘する声は多い。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2020年3月号

バンクシー&現代(危)アート

バンクシー&現代(危)アート
    • 【バンクシー】の矛先と日本
    • バンクシーと【パルコ】の関係
    • 社会を斬る【次世代アーティスト】
    • 【石川真澄×くっきー!】異端美術対談
    • レン・ハン自殺後の【中国写真】
    • 【舐達麻】が吐くラップとタトゥー
    • 【刀剣乱舞】狂騒曲
    • 芸術なのか?【AIアート】の真贋
    • AI推進国【韓国】のAIアート
    • 【高山明×中島岳史】「不自由展」圧力と希望
    • あいトリをめぐる【政治家たち】
    • 【書肆ゲンシシャ】が選ぶ(奇)写真集
    • 【天皇肖像】の含意とアート群
    • 【美術展ビジネス】に群がる既得権益
    • 現代アートの今がわかる書籍群

池田ショコラ、甘くて苦いオトナグラビア

池田ショコラ、甘くて苦いオトナグラビア
    • 【池田ショコラ】大人に脱皮

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 表紙/都丸紗也華「このへんで跳ねたいんです」
    • 【ぴーぴる】天真爛漫娘の現代っ子放談
    • 必ず最後に【杏】は勝つ
    • 【ベビーテック】の伝道師が語る普及の道
    • 【萱野稔人】"殴り合い"はなぜ人間的なのか
    • 【イズム】が蘇る2020年の音頭
    • 米発【ミートテック】が狙う中国人の胃袋
    • 【丸屋九兵衛】アンバーを語る
    • 【町山智浩】「スキャンダル」TV局トップのセクハラを暴け!
    • 世界の左派が掲げる【反緊縮経済政策】
    • 小原真史の「写真時評」
    • 笹 公人「念力事報」/令和のマスク騒動
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/「So kakkoii 宇宙」小沢健二の鎮魂歌
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 震災をきっかけに浸透した「んだ」のビール
    • 更科修一郎/幽霊、雑誌もまた老いて死んでいく。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』