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友清哲のビールの怪人【14】

春には満開の桜の前でビールを!――都市計画のスペシャリストがビールで街を盛り上げる!

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――すべてのビール党に捧ぐ、読むほどに酩酊する個性豊かな紳士録。

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取材の時点で、オープンからちょうど1カ月。今後は「地域のイベントにも協力して盛り上げていきたい」と、荒井祥郎さん(46歳)は張り切っている。

 去る5月末、文京区内の神田川沿いに、またひとつ新たなブルーパブが誕生した。その名も「カンパイ!ブルーイング」。

 1階にビアバー「グランズー」を、そして2階と3階に醸造所を設置し、オープン初日には周辺住民を中心に200人もの人出があったというから、まずは幸先のいいスタートを切ったと言えるだろう。

 ちなみにこの建物は、なんと自社物件。ブルワーの荒井祥郎さんが数年前に、「いつか何かに使えるだろう」と購入した土地に、ブルーパブとしてイチから設計したものだ。

「老後に備えて賃貸住宅を建てたり、駐車場にしてもよかったのでしょうけど、それでは街の風景は何も変わりません。もっと面白いことができないかと考えていたところ、マイクロブルワリーという業態を知ったんです」

 そんな荒井さんの前職は、都市計画の専門家。都市計画とは、その地域の将来を見越して必要な事業や規制をプランニングすることで、荒井さんは自治体のブレーンとして長らく活躍してきた。

 では、そんなエリート臭漂うキャリアの持ち主が、なぜビール造りを志すようになったのか?

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