サイゾーpremium  > 連載  > 彼女の耳の穴  > 彼女の耳の穴/さとうほなみ

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(写真/村田 卓・go relax E more)

Touching song

SUPER BUTTER DOG
「真夜中のスーパー・フリーク」

2002年発表のアルバム『犬にくわえさせろ』に収録。同アルバムは、1996年に発表されたインディーズ盤の再発盤である。

 2016年の終わり頃、ゲスの極み乙女。が活動休止になったとき、「そういえば別に、個人としては活動休止しなくてもいいんだなあ」って思ったら、何かいろいろできるなって思って。そのときに、「あ、私は演じる人になりたいんだった!」って思い出したんです。ゲスをやっているときも、それはずっと頭の片隅にあったというか、ミュージックビデオでいろんな役をやるときに、「ちゃんとお芝居をやってみたいな」とは思っていて。そもそも、音楽をやる前からずっと、私は女優さんになりたいと思っていたんですよね。

 ずっとテレビをつけているような家に育って、私も完全にテレビっ子だったんです。音楽も音楽番組で観るのがメインで、ランキングに入っている曲しか知らなくて。あと、とにかくテレビドラマが好きで、毎晩ドラマを食い入るように観ながら、「私、女優になりたい!」って母に言ってました(笑)。なので、小学4年生ぐらいからオーディションを受けまくって、中学生の頃からはちょこちょこ芸能のお仕事をするようになって。中学校では吹奏楽部に入ったんですけど、芸能のお仕事があったから、あんまり部活に出られなかったんです。そしたら、人気のないパーカッションを担当することになってしまって。小学校のクラブで和太鼓をやっていたので、そこそこたたけたんですよね。ただ、それが今の活動につながっているかというと……別に(笑)。

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