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第1特集
「文春」だけじゃない!週刊誌徹底比較【1】

有力週刊誌9誌を徹底比較!スクープだけが実力じゃない?文春の対抗馬はどれだ!?

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――ここのところスクープを連発し、出した記事の多くが世間の耳目を集めているのが「週刊文春」。こうまで続くと、なぜそんなにスクープを連発できるのか? は誰もが気になるところだ。ここでは、編集体制に焦点を当て、他誌も合わせてデータを集めて分析。現在の週刊誌業界の内情に迫ってみた。

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「週刊文春 2016年 4/21号」(文藝春秋)

 破竹の快進撃を続ける「週刊文春」。同誌1月14日号に掲載されたベッキー&ゲス不倫報道などをはじめとするスクープの連発劇は”文春無双”などと評され、今や文春自体が世間の関心の的となっている。すなわち、「なぜ文春だけがこうもスクープを連発できるのか?」ということ。よく耳にする解説は次のようなものだ。

「文春は経費が豊富なため、大量の人員を導入できるから」「タブーがないから」。

 だが、この解説からは、さらなる疑問が生まれてくる。なぜ文春だけスクープのために多くのカネを使え、タブーがないのだろうか? そこで本稿では主要週刊誌9誌を比較することで、「週刊文春」が躍進した本当の理由と週刊誌報道の展望を眺めてみよう。

社内で最も重要な「文春」、序列が下の「フライデー」

 まず各週刊誌の編集部の規模だが、実際はそう違いがなく、おおむね40~60名といったところ。文春も約50名と平均的だが、取材に投入する人員とコストにおいては他誌と一線を画すのだという。某誌の記者A氏は語る。

「『文春』は反響が見込めるネタには5~10人もの記者を投入して、数週間から数カ月かけて取材を行っているようです。場合によっては取材対象者の家の隣にアパートを借りることもあるそうですが、そんな経費の使い方は、他誌ではなかなか真似できません。よっぽどのネタじゃない限り、たいていは1ネタに記者1人~数人が基本で、1週間で成果がなければ引き揚げてしまう」

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