サイゾーpremium  > 特集  > 企業裏事情  > 精神論ばかりのソニーとパナ【注目書籍】
第1特集
落ち目の企業は用なし!? ビジネス書の世界でも凋落中【2】

結局売れたのは創業者の精神論ばかり!? ソニーとパナソニックの注目書をCHECK!!

+お気に入りに追加

──多いときには年間20点近く刊行されていたというソニー・パナソニック関連のビジネス書の中。ここでは、それぞれの特色と社会情勢が相まって生まれた話題作・異色作にツッコミを入れていってみる。

売れた本

1207_sony_book1.jpg

■SONY
『「NO」と言える日本─新日米関係の方策』
著/盛田昭夫、石原慎太郎 
発行/光文社 発行年月/89年1月 価格/999円
本稿ではパナソニックにおける松下幸之助本の多さに言及してきたが、ソニー本最大のヒット作も実は一種の社長本。ベストセラーだけに説明不要な気もするが、盛田と石原が外交や貿易を中心に政策提言を往復書簡のように繰り広げる一冊だ。刊行は1989年。実はバブル全盛期から、まっとうなビジネス書よりも、こういうもののほうがウケていたわけか。


1207_pana_book1.jpg

■Panasonic
『道をひらく』
著/松下幸之助 
発行/PHP研究所 発行年月/68年5月 価格/914円
累計480万部、68年刊行ながら05年のトーハン調べのビジネス書ランキングでも9位に輝く、問答無用、国内最大級のモンスターヒット作。ただし中身は、PHP研究所の機関誌「PHP」誌上にて松下が連載していた見開き2ページ程度のエッセイのまとめであり、人生訓から、ビジネスや企業経営の心得、政治への提言と、まさに随想的。



ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ