サイゾーpremium  > 連載  > 荻上チキの新世代リノベーション作戦会議  > 偏向報道に騙されるな! 外交問題で重視す...
連載
荻上チキの新世代リノベーション作戦会議 第7回

偏向報道に騙されるな! 外交問題で重視すべき実益【後編】

+お気に入りに追加

前編はこちら

「実事求是」の 東アジア・リテラシーとは?

takahara1012.jpg
高原基彰氏の著書『現代日本の転機』

高原 今回のデモについては、政権内部の権力闘争と関係があるとか、いろいろ報道がなされています。

 中国の偏向報道といっても、若い世代はわかっていて、自国の情報についても、外国、特に英語圏のメディアのほうが正確だと普通に思っています。でも反中国的言説に対しては、突発的に反感が拡大したりもする。前述のように、複雑なんです。

 よくある誤解として、完全に政府に洗脳された大多数の国民と、犯罪者扱いされている「反体制派」の2種類しかいないと思っている人が多いみたいですが、現実はまったく違う。確かに既存のマスメディアは、政府の情報統制下にあります。でもその内部でも、政治改革の進まない現状を憂う人は多い。官製メディアの記者が、匿名でネットに、表で書けないことを投稿するなんてことがたくさんある。一方で、「もっと改革は必要だが、急激にやって国が崩壊しちゃ困る」という意見もある。現体制が崩壊してもいいという「反体制派」と、「体制側」の二分法で考えると、その中間に幾層ものグラデーションがあるのを見逃すことになる。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ