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世紀の誤報かそれとも......

山口組六代目をめぐる講談社3000万円訴訟の行方

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 日本最大の広域暴力団・山口組をめぐり、講談社が訴訟に巻き込まれているという。

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山口組六代目 司忍 王国への原点回帰』。はたして宮殿はどこに建てられるのか?

 ある実話誌でも報じられたが、問題となったのは、写真週刊誌「フライデー」(6月18日号)に掲載された、山口組六代目・司忍組長に関する記事だ。現在、司組長は銃刀法違反により服役中だが、来年4月には出所の予定。その放免祝いのために山口組が神戸市に葬祭場を建設。さらに名古屋市には、直参の弘道会が、司氏の自宅を建設するため土地を購入したと同誌は報じている。

 しかし、7月2日付で、名古屋の土地の持ち主A氏が、講談社(野間佐和子代表取締役社長)および同誌の発行人、編集人、執筆者を相手取り、謝罪文の掲載と3000万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴。地元紙社会部記者が解説する。

「弘道会が名古屋市内の土地を買ったという情報が流れたのは、今年の春先。やがて、地域住民の間で『司組長が出所したら、ここに住むのではないか』という噂が流れ、反対運動が起こった。実は『フライデー』の前に、ある週刊誌が住民運動の様子を報じる際、山口組関係者のコメントを引いたが、彼らはきっぱりと否定している」

 にも関わらず、「フライデー」は空撮の写真を使い、司組長の邸宅予定地として紹介したわけだが……前出の記者が耳打ちする。

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