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第2特集
フジロック、サマソニ、ライジングサン......利権と欲望が絡む夏フェス裏ガイド【2】

行かなくてもサクッとわかる! 4大夏フェスの見どころ、ツッコミどころ

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■文化系の匂い漂う良い子ちゃんフェス
サマーソニック Summer Sonic

動員数: 20万人(ぴあ総研『エンタテインメント白書2008』調べ)
会場: 千葉マリンスタジアム&幕張メッセ(東京)/舞洲サマーソニック特設会場(大阪)
今年の開催日程: 8月7・8・9日
主催者: クリエイティブマン・プロダクション
開始年: 2000年
チケット公式販売額: 1万3000円(1日券)〜3万9500円(3日通し券)


 四大フェスでトップの動員数を誇る、モンスター級都市型フェス。東京と大阪の近郊で同時開催され、都市部在住者は日帰り可能。フジロックのようなアウトドア感覚が苦手な草食系男子学生にお勧め。NE-YOやカサビアンといった通学途中にiPodで聴くような売れ筋の洋楽をサクッと体感できるなど、とにかくお手軽さがウリ。ただ、過去にスタッフ弁当に端を発した集団食中毒が起きたので、おなかの弱い人は正露丸を持参するべし。3日間になった今年のヘッドライナーはビヨンセだが、外タレ中心にあって謎の参戦はB'z。エイベックスだけでなくビーイング系のつながりがチラついているのだが......。

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■ご当地メシが売りの寒空フェス
ライジング・サン・ロック・フェスティバル
Rising Sun Rock Festival


動員数: 8万人(公式ホームページ2008年データ)
会場: 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ
今年の開催日程: 8月14・15日
主催者: WESS
開始年: 1999年
チケット公式販売額: 1万8000円(入場券)〜2万1000円(HEAVEN'Sテントサイト付入場券)


 石狩の広大な土地にラスベガスのごとく会場が出現する、北の大地のフェス。今年でいえばビート・クルセイダーズやストレイテナーなど学生バンドがコピーするようなJロックの出演陣はロック・イン・ジャパンと奪い合いになるのか、昨年ロッキング・オン社長の渋谷陽一が自社サイトで、本フェスはアーティストに「囲い込み」の圧力をかけていると暴露。初年は「ロッキング・オン・ジャパン」誌が大特集する仲だったのに......。そんな人気の邦楽バンドに興味がないなら、ライブをよそにジンギスカンや石狩鍋などご当地モノを堪能すればよし。ただ、去年は最低気温が12.1度と、真夏なのに肌寒いのが難。

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■テーマパーク感覚のファミリー向けフェス
フジロックフェスティバル Fuji Rock Festival

動員数: 11万9000人(公式ホームページ2008年データ)
会場: 新潟県湯沢町苗場スキー場
今年の開催日程: 7月24・25・26日
主催者: スマッシュ
開始年: 1997年
チケット公式販売額: 1万6800円(1日券)〜3万9800円(3日通し券)


 人里離れた山地で行われる日本最古の夏フェス。衛生管理の行き届いた環境は、海外アーティストが「世界一のクリーン・フェス」と唸るほどだが、ゴミの分別は客任せ。また「消費者金融からのスポンサーの申し出は断る」(フジロック関係者)といった意味でもクリーン。国内外のカルトな出演者も散見できるが、今年は90年代ロック・スターのオアシスやウィーザー、さらにオヤジ好みのポール・ウェラー等が出演するので、観客の高齢化にまた拍車をかけそうだ。そしてキッズランドやシアター、キャバレー等の各種アトラクションを取り揃えた会場はテーマパークの様相を呈し、ファミリー層に人気上昇中。

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■Jポップ100%のお子ちゃまフェス
ロック・イン・ジャパン・フェスティバル
Rock In Japan Festival


動員数: 15万人(ぴあ総研『エンタテインメント白書2008』調べ)
会場: 国営ひたち海浜公園
今年の開催日程: 7月31日、8月1・2日
主催者: ロッキング・オン
開始年: 2000年
チケット公式販売額: 1万1500円(1日券)


 洋楽誌「ロッキング・オン」の創刊者でもある社長の渋谷陽一が恥も外聞もなく立ち上げた、今や出版社ロッキング・オンの主力事業。邦楽100%のフェスにあって、Jポップ/Jロックの出演者はみな口当たりがよいので、まだ毛も生え揃わぬお子様(中学・高校生)が夏合宿感覚でエンジョイ可能。今年はPerfumeと木村カエラとアジカンといった布陣でそんなキッズの心をガッチリと鷲掴んだのか、7月4日の一般発売は即日完売。ところで、ステージの向こうに物々しく見えるのが東海村原子力発電所。「(会場使用料は)破格の金額で、あの土地を確保しているそうです」(業界関係者)というその場所は、何かイワクでも付いているのか!?


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