サイゾーpremium  > 連載  > 高須基仁の「全摘」―お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"   > 高須基仁の「全摘」/冬季五輪に青ヶ島特区構想を思う!
連載
お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」No.69

名も知れない町の子が大活躍した冬季五輪に青ヶ島特区構想を思う!

+お気に入りに追加

──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

1804_takasu201804_230.jpg
魅力がある青ヶ島だが、島にアクセスする方法が非常に限られている。ヘリポートを広げるという提案も出ているが、議会が許さない。村長と会って直接話したが、人口や観光客を増やすことなど何も考えていないようだ。

 平昌オリンピックを見ていてしみじみ思った。東京主導ではなく、長野県と北海道の名も知れない町の出身選手たちが活躍している点がおもしろい。冬季オリンピックは東京ではありえない。日本は狭いようで南北に長い国だとしみじみ思った。

 私はオリンピックは大嫌いだ。なんでもかんでもオリンピックにかこつけてヨイショしているところが大嫌い。しかも、マークからロゴタイプからすべてカネ。JOCにカネを払わないと五輪のマークを付けた壮行会も祝勝会も開いてはいけないのだと聞いた。「おめでとう」と祝うにもカネを取る。おかしな話だ。本当に心底大っ嫌いなオリンピック。だが、平昌は意外とよかった。

 2月18日、伊豆諸島の青ヶ島に行った。人口約160人、約100世帯。日本一人口が少ない村だ。絶海の孤島で、島の周囲がすべて断崖絶壁。港はあるが冬は波が高くて近寄ることができず、欠航も多い。ひどいときは週に1回ほどしか船は来ない。ヘリポートはあるが、1日1本のヘリコプターは乗客定員9人。都内から青ヶ島に行くには、まず八丈島まで行き、そこから船かヘリで行くしかないのだが、八丈島行きの全日空と連携していないので、少しでも八丈島到着が遅れると青ヶ島行きのヘリに乗ることができない。まるで鎖国しているようだ。

 噴火口があり、それを囲むように外輪山があって内側には『ジュラシック・パーク』のような亜熱帯の景色が広がっている。驚いたのは、バックパッカーらしき女の子がひとりぼっちでテントを張っていること。夜になると真っ暗になるが、地熱があるためあたたかく、噴気孔に魚や根菜、タマゴを置いておけば自然に加熱されて食べられるので不自由はないという。

 そんな青ヶ島を私が訪れたのは平昌オリンピックの真っ最中だったが、この島でオリンピックよりも話題になっていたのは、村議会の副議長と小学校の副校長の奥さんとのウワサ。副議長に確認したところ、「高須さん、何言ってるんだ。違うよ。温室の花の栽培をアルバイトで手伝ってもらっている」と言う。真相はよくわからない。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年2月号

日本のタブー

日本のタブー
    • 【芸能界】権力構造とパワハラの闇
    • 【女性の社会進出】で浮き彫りになった問題
    • 【ヤフーニュース】という怖い権力
    • 【ヤフトピ】が抱える懸念点
    • 【GREEN KIDS】が紡ぐ移民の歌
    • 【共産圏】らで禁忌化するラップ
    • 風水が後押しする【タッキー】社長就任
    • 【豊川稲荷とメリー喜多川】の共鳴
    • 不正入試で揺れる【医学部】の闇
    • 米国の【大麻解禁】と処方薬汚染
    • 【処方薬】の犠牲になったポップスター
    • 塗り替えられた【五輪ユニフォーム】
    • 【原発と精神病院】そして戦後日本
    • 慰めとしての百田尚樹【日本国記】
    • 【ストロング系チューハイ】レビュー
    • ストロングゼロが霞む【米国】ヤバい酒

小阪有花、危険なエロス

小阪有花、危険なエロス
    • 元祖タブーグラドル【小阪有花】

NEWS SOURCE

    • ヤリ手社長の徹底管理!【米津玄師】の実態
    • 【官邸ポリス】と警察官僚内紛の点と線
    • 【ネットフリックス】でテレビ業界崩壊?

インタビュー

    • 【宮下かな子】姉御肌女優の管理術
    • 【舐達磨】シーンをかき回す熊谷のラッパー
    • 【金属バット】劇場出禁!? 異端漫才師の生き様

連載

    • 【長澤茉里奈】ストロング系なんです。
    • 【犬童美乃梨】筋トレ女子、秘密の習慣
    • いとしの【戸田恵梨香】
    • 自由な【インターネット】は終わった
    • 一茂、良純【中年ジュニア】の時代が到来
    • 知られざる【北島三郎】まつり話
    • 【スタバ】を襲う謎のコーヒー起業家
    • 【Zapp】ロボット声の魔力
    • 町山智浩『運び屋』
    • 【ゴーン前会長逮捕】から考える社会の劣化
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子の「ドラッグ・フェミニズム」
    • 「念力事報」/憎みきれないハゲダルマ
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【ちびまる子ちゃん】がその他大勢に与えた救済
    • 【スヌープドッグ】のローライダーを塗った男
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 不死鳥のごとく蘇った【天才ブルワー】
    • 【ゲイメディア史】群雄割拠時代の幕開け
    • 幽霊、呪われた平成と世直しの幻想。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』