>   > 【都知事本】7冊読み比べ

前記事「『青島石原猪瀬は膿』と舛添が怨嗟の念!小池百合子は都知事本に何を描くか!?」で触れた都知事本7冊を、知事本人のプロフィールと合わせて紹介!

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『都知事失格』
小学館(2017)

タイトルが逆説的に示しているが、これほどまでに恨み節や言い訳がましい都知事本は珍しい。「都庁は不思議の国だった」と連呼し、マスコミからのバッシングなどを痛烈に批判。疑問視された公用車使用について「まず『別荘』がイメージさせる『豪華な贅沢品』であるという印象が贅沢品に手が届かない庶民の嫉妬をかき立てる。(中略)実体は『ちっぽけな家』なのに空撮してまで、大きく見せる」とフルスロットル。また後任の小池百合子に対しては50ページほど割いて、その未来を心配するなど、とにかく全体的に女々しい印象。1年間の謹慎期間を経て、本書が初の対外発信。国際政治学者としての文章は理路整然としているが、もうちょっとはっちゃけた舛添が見たかった!


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舛添要一
2014~2016年(任期2年4カ月)

政治学者。1980年代末から『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』『ビートたけしのTVタックル』(すべてテレビ朝日系)などのテレビ番組に頻繁に出演。参議院議員、厚生労働大臣を経て都知事に。公私混同報道により辞職。


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『さようならと言ってなかった わが愛 わが罪』
マガジンハウス(2014)

都知事として、というよりも、作家としての夫婦愛が中心に記されたノンフィクションとして読める。五輪招致運動のさなか、妻が突然倒れ、帰らぬ人となってしまう。その闘病記が「もっと一緒にいてあげればよかった」という後悔と並列に語られる。妻との出会い、そして貧乏だったライター時代の思い出がカットバックで描かれ、都知事辞任のきっかけとなった5000万円資金提供問題の真相も最後に明かされる。ここだけの話、泣ける!


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猪瀬直樹
2012~2013年(任期1年)

出版社勤務などを経て、政治思想史を研究。大宅壮一ノンフィクション賞受賞。小泉内閣の行革断行評議員、日本道路公団民営化の中心人物、石原慎太郎の下で副知事など。2020年五輪東京招致に成功(招致活動中に妻が死去)。不透明な借入金問題を追及されて1年あまりで辞任。



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