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【premium限定連載】芸能ジャーナリスト・二田一比古の「週刊誌の世界」

清水良太郎逮捕で振り返る、クスリと芸能人の切っても切れぬ関係

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『ダメ女-清水良太郎』(テイチクエンタテインメント)

 モノマネタレント・清水アキラ(63)の三男でタレントの清水良太郎(29)が覚醒剤使用容疑で逮捕された。池袋のラブホテルでデリヘル嬢を呼び、覚醒剤を飲ませたことから、女性が警察に通報。あえなく御用となった。自業自得である。庶民の街、池袋はほとんど芸能人を見かけない。そんな場所のラブホで風俗遊び。およそタレントとは思えない行動は、今の清水の現状がわかる。

 一時は、モノマネブームに乗り雨後の筍のようにモノマネタレントが出てきたが、飽和状態も過ぎ、衰退の一途を辿っている。テレビの仕事も減り、大量に出てきたタレントの大半は六本木や新宿のショーパブに舞台を移している。もっとも、「もともとショーパブでやっていたのが、ブームに乗りテレビに進出してきた。ブームが去りまた元に戻っただけ。唯一、幅広いモノマネで生き残っているのはコロッケぐらいです。コロッケは来年には役者として主演映画にも出演する。ブームが終わることを早くから見抜いていたのでしょう」(芸能関係者)

 今やショーパブに活路を求めている人が大半のなか、清水は仲間と徒党を組むことは少なく、父親との地方興行が主力だった。その興行も最近は不況。さほど仕事はない。お金はなくても遊びは辞められないのがわがままに育った二世タレントの甘さ。安上がりに池袋でデリヘル遊び。

「そんな場所に顔の割れた芸能人が来るはずがない」という盲点との見方もあるが、今の清水が街を歩いていても、そう気づく人はいないだろう。さらに覚醒剤の使用。

 芸能関係者によれば、「モノマネは色物の扱い。営業も温泉などが多く、興行を仕切るのは必然的に暴力団関係者が多い。覚醒剤なども手に入りやすい人間関係が自然にできてしまう」という。

 覚醒剤など麻薬は普通カップルで使うことが多い。酒井法子は夫と、ASKAは愛人と使用していた。通称「キメセク」と呼ばれ、通常のセックスの何倍もの快感を得られ、何回でもできることからハマりやすい。

「一度、覚醒剤を使ったセックスの味を覚えたら、普通のセックスなんかつまらなくてできない。快楽に天井はない」(体験者)

 こうして覚醒剤と性に溺れていき、常習者となる。

 元ジャニーズのアイドルだった豊川譲も何度となく覚醒剤で捕まり、実刑を受けた。

 出所して間もない頃、出所祝いを兼ねて2人で食事をしたことがある。「焼肉が食べたい」と言われ、芸能人御用達の「叙々苑」の個室を用意した。美味しそうに焼肉を食べるが、口を見ると歯は隙間だらけ。

「覚醒剤を常習的に使うとまず歯に出る。歯茎が弱くなり、隙間だらけになってしまう」という。課題はどうやってやめるか。豊川は奇妙なやめ方を語った。

「若い女がいない田舎で暮らすことが一番だと思います。絶対に都会はダメ。またやってしまうような気がする」

 その理由をこう続ける。

「覚醒剤だけならやめられる自信がありますが、女とセットで覚えてしまっているから、女を見たらまた覚醒剤でやりたくなってしまうから」

 覚醒剤が手に入っても女がいなければやる必要がない。逆に女がいれば、覚醒剤を入手する努力をしてしまう。だから、若い女のいない田舎暮らしが覚醒剤をやめる一番の方法となるそうだ。

 確かに、再犯を繰り返す人を見ると、「もうやめます」と断言しながら、その後の生活場所は以前と変わらず都会。誘惑が多く、クスリも簡単に入手できてしまう。

 覚醒剤の再犯率は高い。清水良太郎もこれに懲りてスッパリ止められればよいが……。

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。

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