サイゾーpremium  > インタビュー  > 【阿弥陀如来】歌舞伎町で儲け薬に溺れた元不良
インタビュー
覚せい剤で身を滅ぼした男が教える「地獄からの這い上がり方」

【阿弥陀如来】歌舞伎町を根城に大金を稼いだ元不良の明と暗、その先の光

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――不良の世界でその名を轟かせた藤井学、またの名を「阿弥陀如来」。覚せい剤で身を滅ぼした彼は、なぜ地獄から這い上がれたのか?

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(写真/三田正明)

 彼はS51世代。その前後の世代、名前が売れた不良少年たちは徒党を組み悪事を働いていたが、彼は常にひとりで戦った。その強さが彼の名前を、地元・東京に限らず、千葉、神奈川など近県にも轟かせた。背中には、昔から一族が崇めてきた「阿弥陀如来」の刺青。歌舞伎町を根城に暴れた男は、20代で数億の財産を掴む“成功者”となり、その世界で「阿弥陀如来」と呼ばれ、一目置かれるようになった。

 だが、信頼していた人物に裏切られたことなど、トラブルが重なったことを機にハマった覚せい剤で2度の逮捕、服役。運命は暗転し、金も家族も失い、どん底に落ちた。昨今、世間を賑わせるドラッグ問題。身をもって覚せい剤の恐怖を知る男は、その“リアル”を語り、復活を誓う──。

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