>   > 「どのバンドも同じ......」じゃない...

──「コテコテメイクでチャラチャラ楽器弾いてりゃV系なんだろ?」と思う人もいるだろうが、ことはそう簡単ではない。V系業界内では各種スタイルがはやり廃りを繰り返してきたのだ。ここではざっくりと、時代ごとのスタイルの変遷を追いかけてみたい。

1111_V_mato.jpg
↑画象をクリックすると拡大します。

 ビジュアル系(以下、V系)とは名前の通り、バンドやファンの見た目でくくられるジャンルである。その源流は諸説あるが、本稿では、80年代末にメジャーデビューを達成した、BUCK-TICK(メジャーデビュー87年、以下同)、X(現X Japan、89年)、COLOR(89年)、BY-SEXUAL(90年)といった邦楽バンドを原初と設定したい。派手なメイクをほどこし、髪をダイエースプレーで垂直に逆立てたスタイルは共通している【上図「~90年」】。無論これらはLAメタルやパンクといった海外文化の模倣といわれているが、なぜかそこで元ネタ以上に髪を逆立てたり特攻服を着てしまうのが、メンバーの大半が元ヤンキーであるがゆえの過剰な男らしさの発露といえるのではないだろうか。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年5月号

ウェブ(禁)新論

ウェブ(禁)新論

マンガで学ぶ「(裏)社会学」

マンガで学ぶ「(裏)社会学」
    • 【実際のヤクザ】に聞いた下半身事情
    • 【ヲタめし】ハロプロヲタのライブ後

華村あすか、19歳のプライベートセクシー

華村あすか、19歳のプライベートセクシー
    • 【華村あすか】クダモノとカラミます。

インタビュー

連載