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CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第9回──【MOVIE編】【2】

クリント・イーストウッドのスピリチュアル系エンタメ『ヒアアフター』は賛否両論まっぷたつ!?

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──低迷する映画業界よ、こんな時代だからこそ攻める映画を! 保守的になりがちな映画業界に喝を入れる映画評。映画を見る前にこれを読むべし!

2010年12月号 MOVIEクロスレビュー

■人気マンガ実写化ブームの頂点

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『GANTZ(前編)』
監督/佐藤信介
原作/奥浩哉 脚本/渡辺雄介
出演/二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子ほか
配給/東宝 公開/1月29日
線路に転落した人を助けようとして電車に轢かれた大学生・玄野(二宮)と幼なじみの加藤(松山)。次の瞬間、彼らは見知らぬマンションの一室に立っていた。そこにはガンツ(GANTZ)と呼ばれる黒い球体があり、「元の世界に戻るには、パワースーツと武器を使って"星人"を殺せ」というミッションが与えられる──。後編は4月23日公開予定。


【映画文筆業・那須評】
★★★★★★☆☆☆☆
個々の事情を無視した戦闘がキモ
登場人物の背景を戦闘にからめるにはやや説明不足だが、まさに個々の事情を越えて戦闘シーンが暴走しているのが逆にキモ。バラバラと断片で現れたり消えたりする手足や人体破壊の描写は、痛みによって身体感覚を取り戻すためのスプラッタではなく、肉体を失うことで得られる自由の感覚に近く、無重力体験のアトラクションにも似ている。黒いガンツスーツは、そんな生死が曖昧な者たちの輪郭をかろうじて外側から形作っている命綱でもある。

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