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売れるマンガとメディアミックスの功罪【1】

いまウケるのはこんなマンガだ! マンガ業界の動向をリサーチ!!

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──出版不況の中で売上辞退は縮小傾向にあるとはいえ、マンガが相変わらず出版業界を支える屋台骨であることに変わりはない。では、最近のマンガ業界の動き、そして日々生み出され続けている膨大なマンガ作品には、どのような傾向があるのだろうか?

(本記事は2008年11月号掲載のものを再構成したものです。)

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(写真/江森康之)

 出口の見えない出版不況は、日本の誇る文化「マンガ」にも等しく影を落としている。出版科学研究所の調査によれば、マンガ雑誌の販売額は、1995年(3357億円)を頂点に減少の一途をたどっており、昨年は2204億円と、ついにピーク時の3分の2を割り込んだ【図表1参照】。大手出版社でさえ、単体で黒字を出しているマンガ雑誌は数誌とされ、07年以降確認できただけでも、「月刊少年ジャンプ」(集英社)や「週刊ヤングサンデー」(小学館)などの大手誌を含む40誌以上が休廃刊に追い込まれている【図表2参照】。また、「ジャンプスクエア」(集英社、「月刊少年ジャンプ」の後継誌)の創刊や、「週刊ヤングサンデー」連載作品の「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)等への大量移籍、50年来のライバル誌「週刊少年サンデー」(同)と「週刊少年マガジン」(講談社)による共同雑誌発行など、苦しい現状を打破するための再編や試行錯誤が続けられている【図表3参照】。


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