『檀れいの 今残しておきたい、日本の美しいものたち~手わざ恋々和美巡り~』(講談社)
帰っても金麦は冷えてもないし、待ってもいなかったようだ。
俳優・及川光博と女優・檀れいが先月28日、離婚したことを発表した。
「同日、及川が都内の区役所に離婚届を提出。離婚理由については、報道各社への署名入りファクスで『互いが仕事に集中するあまり、時間的にも精神的にもゆとりが持てなくなってしまった』と記し、“円満離婚”であることを強調しています」(芸能記者)
仲良し夫婦の印象が強かったこともあり、SNSでは「貴乃花の離婚よりびっくり」「お似合いの2人だと思っていたんだけどなあ」と驚いた人が多い一方、「なんとなく夫婦感のない夫婦だった」「なんか冷めた空気が常にまとわりついてた」と、予想していた人もいたようだ。
檀といえば、2007年から出演しているサントリー『金麦』のCMで大ブレーク。エプロン姿で「金麦と待ってる~!」のセリフで世の中年男性を虜にしたものだったが、今回の離婚によりネット上では以前よりささやかれたCMの“ホラー設定”が話題を呼んでいるという。
「もともと『金麦』のCMには違和感を覚えていた人が多かったようです。夫、もしくは大事な誰かに檀が話しかけるのですが、相手の姿は出てこない。そのため、一部で話題を呼んでいた『あれは愛する人に去られてメンタルが崩壊してしまった女性が妄想と思い出の中で幸せに暮らしている。だから1回も旦那さん出てこないでしょ?』というホラー設定が急激に現実味を帯びてきました。サントリーは、離婚がCMに与える影響について『ありません』と答えていますが、視聴者からすれば、もうこれまでのように幸せなイメージは沸いてこない。檀バージョンには飽きたという声も多く、違うCMにしたほうがいいかもしれません」(広告代理店関係者)
「檀れいが不倫相手」という設定であるなら、まだ中年男性にも夢がありそうだが……。