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林賢一の「ライク・ア・トーキングストーン」【33】

出演者の総経験人数、なんと3万人――【ヤリマン】のトークに無限の可能性

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――元放送作家で、現在は脚本家として心機一転活動する林賢一が、生のトーク現場に裸一貫突入! 事務所の大看板・古舘伊知郎を始めとした先達たちが繰り広げるトークライブをレポートする。

『経験人数三万人超!! 東京ヤリマン五輪! ~プレ冬季大会』

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人物:ヤリマンたち 日時場所:2017年12月19日 @阿佐ヶ谷ロフトA
数万のセックスを越えてなお肉食をやめぬ女傑たちが、その神髄を明かす“性のトーク祭典”。一億草食化時代における突然変異種“YARIMAN”が、暮れゆく年の瀬に集結。


 2020年の東京五輪が迫りつつある中、阿佐ヶ谷の片隅で「東京ヤリマン五輪」が開催されたのをご存じの方は少なかろう。「東京ヤリマン五輪」と、いきなり言われても、それが何であるかをすぐに認識するのは難しい。正直、自分もまだよくのみ込めていない。ざっくりいうと、性交渉への打診を断らない女たち、奇跡のヤリマン銀河系軍団によるトークイベント。とはいえ、エッジが効きすぎているイベントゆえに、そのトークを聞く前から頭がクラクラしてくる。この日、集結するヤリマン出演者の総経験人数は、なんと3万人。五輪的にいえば、新国立競技場の半分の席が埋まる人数ではないか! ヤリマンという存在自体は珍しいわけではないが、それをきちんと自認し名乗っているというのは貴い感じがするから不思議だ。一周して、もはや粋ですらある。そんなヤリマンたちは、どんなトークを繰り広げるのだろうか?

 そう待ち構えていると、司会の編集者さんがまず壇上に呼び込んだのは、作家・石丸元章さんだった。今回は“ヤリマン審査員”という謎のポジションで、ヤリマンたちに茶々を入れる役目のようだ。マイクを持つなり石丸さんは「ここに来る前にさぁ、店長が盗撮で捕まって休業していた銭湯が営業再開したから行ってきたんだけどさぁ」と、ヤリマンとは無関係のエピソードを披露。抜群に面白いからまったく構わないのだが、その話が長引き、いっこうにヤリマンが登場しない。気がつくと30分ほどたっており「ヤリマンはやく出せよ!」と叫びたい気持ちになったが、今となってみれば、石丸さんの脱線トークはヤリマンを焦らす作戦だったのかもしれない。「早くヤリマンに会いたい」そんなふうに思ってしまった自分は、まんまと罠にはまっていたのだ。

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