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インタビュー
独自の世界観を持つ異色の”マルチタレントグループ”

【東京ゲゲゲイ】ドリカムも絶賛する“マルチタレントグループ”が語る“わかりやすさ”への疑義

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「ゲゲゲの鬼太郎」やDREAMS COME TRUEとコラボする異色の“ダンスグループ”の成り立ちと素顔に迫る。

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(写真/石黒淳二)

 今年の夏の終わり、『ゲゲゲイの鬼太郎』と題されたMVがYouTubeにアップされた。その名の通り、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌をリメイクしたこのMVでは、堂に入ったラップやビートの効いたトラック、ファッショナブルに決めた鬼太郎一行が見事なダンスを披露しており、最先端のK-POPをも彷彿とさせるような仕上がりとなっている。しかも、これが水木プロダクション公認というのだから驚きだ。

 本作を手がけたのは、リーダーのMIKEYを筆頭に、BOW、MARIE、MIKU、YUYUの5人からなる“ダンスチーム”の東京ゲゲゲイ。2013年、MISIAや加藤ミリヤらの振り付けを担当していたMIKEYが、テレビ番組のダンスコンテストを機に結成。以降、ダンス公演やワークショップのほか、有名アーティストの振り付けやテレビ番組などに出演し、2016年には「第10回日本ダンスフォーラム賞」を森山未來とW受賞している。また、その才能はDREAMS COME TRUEにも見初められるところとなり、11月に彼女たちの代表曲のひとつ「世界中からサヨウナラ」とのコラボ作品も発表した。

「東京ゲゲゲイ」という名前が示すように、自身がゲイであることを公言しているMIKEY。作品にLGBTといった要素を反映しているのかと問うと、「グループ名の由来は、確かダンスコンテンストの時に作った作品『東京ゲゲゲイ女学院の誓い』から来てるはず。その作品は、『果てしなきゲイの道を歩んでいくことをここにお誓い申し上げます』というセリフもあって、ダンスにゲイの要素も取り入れてました。でも、今はもう『東京ゲゲゲイ』という名前のインスピレーションから作品を作ることはほぼなくなったかな。そもそも、グループの中にゲイって私しかいないし(笑)。

 それこそ、最初は東京ゲゲゲイとしてこんなに長く活動するとは想像してなかったんです。頂いたお仕事のオファーに頑張って応えてたら、こんなふうになっちゃった。メンバーの子も当初はただの素人だったんで、“MIKEYとその他”みたいに見られてたと思います」(MIKEY)。

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