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『林賢一の「ライク・ア・トーキングストーン」』【27】

15年続けてきて情報漏れなし!門外不出のトークショーで見せた【名倉潤】のテレビへの愛

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――元放送作家で、現在は脚本家として心機一転活動する林賢一が、生のトーク現場に裸一貫突入! 事務所の大看板・古舘伊知郎を始めとした先達たちが繰り広げるトークライブをレポートする。

『名倉の舌』

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人物:名倉潤 日時場所:2017年6月25日 @表参道GROUND

“絶対にテレビでは観ることのできないトークライブ”として、ネプチューン名倉潤が15年近く続けているライフワーク。これまで一切内容が外に漏れなかった、そのトークとは!?


会場にこんな張り紙があった。

「『名倉の舌』にご来場頂きまして、誠にありがとうございます。本公演はテレビでは話せないような内容が飛び出すことがございます。今後のライブで話せる内容が限られてしまいますので、SNSやブログ等での情報公開やライブレポートはお控え頂きますようご協力お願い申し上げます」

 ネプチューン・名倉潤が2003年からスタートさせ、月に1回のペースで15年も続いている、いわば彼のライフワークともいえるトークライブが『名倉の舌』だ。収益金はチャリティに使われており、最近は熊本地震の被災者のために役立てているようだ。

 それにしても困った。「ライブレポートは控えてほしい」と入場時に念を押されてしまったからだ。もちろん、そう言われるのであれば、マナーとしてライブの内容を書くようなことはしない。本連載はトークについて考えるのがメインであるから、今回はそのトーク内容には触れず、名倉さんのトークだけを分析してみることにしよう。かなり厄介な状況ではあるが、逆にいうとトーク内容に触れられない代わりに、純粋なトークそのものが浮かび上がるかもしれない。

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