サイゾーpremium  > ニュース  > 芸能  > 【TBS】『半沢直樹』の続編を諦め、2017年も『逃げ恥』押しを決断
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TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』HPより。

 12月20日に放送された新垣結衣主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』最終回の平均世帯視聴率が20・8%を記録したことでTBSが2017年に続編のみならずスピンオフ、映画化まで検討を始めたという。

「『逃げ恥』は初回放送の10・2%から一度も数字を落とすことなく右肩上がりで視聴率を伸ばすという、まさに連ドラの理想形。ドラマの内容が視聴者に支持された証左です。ドラマ離れが進み、ヒット作が出にくくなっている昨今、こんな最強のコンテンツを局側がみすみす1回だけで終わらすわけがありません。すでにさまざまな企画が進行中のようですよ」(テレビ関係者)

 そんなTBSの『逃げ恥』押しの裏には、別の事情もあったという。

「来年の放送を目論んでいたドラマ『半沢直樹』の続編をTBSはあきらめたようです。というのも、主演の堺雅人がNHK大河ドラマ『真田丸』で疲れきっていて、『もうしばらくはドラマに出たくない』と言い始めた。所属事務所とは口約束レベルで許諾を得ていたものの、当の堺がやりたくないと言うのであればどうすることもできませんからね」(業界関係者)

 たとえ大ヒットしようと、ドラマの続編を放送するには、出演者、スタッフのスケジュールを調整が必要なため、そう簡単にはいかない。

「TBSも3年がかりで交渉しても『半沢直樹』の続編が実現しないことにイラ立ちを感じ始めていたようです。そんな折に『逃げ恥』が20%超えを達成したことで、2017年は『逃げ恥』押しにシフトチェンジすることを決断。さらに『半沢直樹』での失敗から学び、出演者、スタッフのスケジュールをあらかじめ抑え、スピンオフを制作しながら、続編や映画化につなげていく体制を整えているといいます」(前出・テレビ関係者)

『逃げ恥』ブームが本格化するのは、実は来年からなのかもしれない。

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