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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

松田聖子と田原俊彦は“チュー”しただけの間柄!? 往年の人気アイドルたちにみる恋愛事情

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

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『職業=田原俊彦』(ロングセラーズ)

「ちょっとおイタなんかしちゃうと、急にレコードの売り上げが半分になったりとか、コンサートの会場の2階が誰もいなかったりした」

『ヨルタモリ』(フジ系)にゲスト出演した田原俊彦は、こう語っていた。田原の全盛時代の話であるが、これがアイドル稼業の現実だろう。

 田原はソロアイドルとして絶大な人気を誇っていた。また、多忙を極める中でも松田聖子や中山美穂との熱愛が報じられた。これを「おイタ」と表現したのだろうが、ファンは実にシビアである。熱愛情報が発覚すると「なんだ、彼女がいたんだ」と応援を止める。ほかにもアイドルはたくさんいるのであっさり鞍替えしてしまう。「女心と秋の空」は変わりやすいのだ。

 これがアイドルグループだった場合、ひとりがおイタしたところで、ほかのメンバーがいる分、人気にそう大きな影響はない。田原は聖子との関係も「チューだけした」と告白していた。聖子の福岡にある実家にまで遊びに行き、母親と会ったことも話した。マスコミの目を盗み、そこまでやっていたのかと、驚きを感じる。

「芸能人って忙しい時ほど遊びたがるもの。女がいれば、忙しい合間を縫ってでも、例え一時間でも会いたい。逆に暇になると、遊ぶ気になれない。不思議なものですね」(元歌手)

 そんなアイドルにとってファンは両刃の剣。いいときは熱烈に応援してくれるが、熱愛などが発覚すれば、たちまち牙を剥き出しにする。ファンからの応援はファンレターという形でアイドルに届けられていたが、手紙だけでなくプレゼントも多かった。「コンサートで何気なく、好きな物とか言っておくと、ファンはちゃんとそれを送ってくれる」という、ありがたい存在でもあるのだ。

 余談だが、ポルノ女優や現在のAV女優ともなるとプレゼントは一変する。派手な下着や大人のオモチャといった類が主流。「これでオナニーして下さい」と手紙まで添えられているという。

 さて、同じ手紙でもスキャンダル発覚後になると一転、凶器になる。「バカ」「死ね」程度の言葉の暴力ならまだしも、当時よくあったのは封書の開け口に剃刀を入れ、封書を開けた瞬間、剃刀で手を切るというもの。そんなことは日常茶番事だった。

 とはいえ、成長するに従い、アイドルだって恋もしたくなってくるし、性欲もでてくるのが自然。だったらいかに見つからないようにするかだ。

「お互いの部屋というのはバレやすい。近所の目もあるし、たちまちマスコミに知られる確率が高い。実際、最近の熱愛発覚の報道を見ても、だいたい女の部屋に男が来ているパターン。これが一番、手っ取り早いし、時間に関係なく会うことができるから、安易にしてしまう。見つからない確率が高いのはシティーホテル。どちらかがチェックインして相手に部屋番号を教えて、部屋で待つ。ホテルで会ってホテルで別れる、というものですね。後は地方で逢瀬を重ねることもあるけど、人気タレントの場合はそうそう時間が取れない。ほかにも、車で郊外のモーテルを利用するケースもあった。モーテルなら車で出入りできるから、他の客と顔を合わせることもない。それにどんな写真誌でもモーテルの張り込みはできないでしょう。そこが狙い目でもある」(前出)

 アイドルの女遊び情報、実はファンのほうが詳しいケースがある。ファンは好きなアイドルを逐一、チェックする。ファン同士も情報交換が活発だ。アイドルの仕事後を追いかけ、行きつけの店まで知っていたりする。また、「あの子と怪しい」という情報が入るやいなや、マスコミに垂れ込むことも珍しくない。

「ファンからすれば、応援するアイドルの熱愛情報は本当は隠しておきたいけど、マスコミに出て公になれば、別れるケースが多いから、別れさせるためにあえて情報を提供するの。別れなくても『相手とは友達だ』と否定してくれることで、なんとなく安心できるしね」とあるファンから話を聞いたことがある。嫉妬がそうさせるのだろうが、ファン心理とは本当に複雑なものである。ファンあってのアイドル。1人でも多くのファンを獲得することがアイドルの生きる道。

「ファンを増やすことができなくなったら、少なくとも減らさない努力をしないとダメ。特にファンの数を減らしてしまうのがスキャンダル」(芸能関係者)

 まさに、田原の話が当てはまる。アイドルは恋愛とファンの間で常に葛藤している。

ふただ・かずひこ
芸能ジャーナリスト。テレビなどでコメンテーターとして活躍するかたわら、安室奈美恵の母親が娘・奈美恵の生い立ちを綴った「約束」(扶桑社刊)、赤塚不二夫氏の単行本の出版プロデュースなども手がける。青山学院大学法学部卒業後、男性週刊誌を経て、女性誌「微笑」(祥伝社/廃刊)、写真誌「Emma」(文藝春秋/廃刊)の専属スタッフを経て、フリーとして独立。週刊誌やスポーツ新聞などで幅広く活躍する。現在は『おはようコールABC』(朝日放送)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などにコメンテーターとして出演。


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