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「やっぱり生きてた!」金正恩氏の健在をアピールした北朝鮮の動静報道の思惑とは?

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習近平は必ず金正恩を殺す(講談社)

 9月3日以降、動静が全く伝えられなかったため暗殺説や逮捕説まで囁かれた金正恩について、北朝鮮公式メディア「朝鮮中央通信」は10月14日、健在であることを報じた。同通信によれば、金正恩は衛星科学者住宅地区を視察したとのこと。衛星科学者住宅地区は金正恩が建設を直接指示したもので、今年3月に着工され、党創建69周年に完工するように建設された。同地区は24棟の高層住宅のほか、学校、病院、幼稚園、託児所、公共施設、農場まで備えているという。

 北朝鮮問題専門家は次のように述べた。

「今回の動静報道を見る上での注目点は3つでしょう。1点目は記事が掲載された時間です。掲載されたのは14日未明から早朝。これはワシントン時間の午後に狙いを定めたもので、米国へのアピールでしょう。2点目は、衛星科学者住宅の建設を党創建69周年にあわせていたことです。住宅建設をは来年の党創建70周年に向けた準備の一環であり、70周年には人工衛星発射、すわなち、再び長距離ミサイルを発射する意図があるということ。3点目は金正恩が視察した日付の記載はありませんでしたが、文脈から党創建記念日の10月10日前後に視察したということです。10日に開催された党創建69周年行事に金正恩は出席しませんでしたが、北朝鮮の先軍政治と科学技術開発の象徴であるミサイル関連部署の視察を報じることで、各国メディアが報じる健康不安説や権力空白説を払拭することができます」

 13日付の韓国・中央日報は「金正恩は平壌の別荘でリハビリ中、1か月前に両足首を手術」と報じていたが、北朝鮮公式メディアが動静を報じたことで、金正恩が健在であり、北朝鮮を掌握していることが明らかになった。拉致問題解決のために日本政府は北朝鮮への調査団派遣を検討しているが、金正恩の健在が交渉にどのような影響を与えるのか、今後注目される。


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