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【premium限定連載】芸能評論家・三杉 武の「実話誌」ゴシップ大賞【5】

番長・清原が衝撃暴露! 落合博満ドMの性癖で、ついに球界追放か!?

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"カストリ雑誌"などと揶揄されながらも魑魅魍魎が跋扈する芸能界において、一服の清涼剤として機能するオヤジ系実話誌の数々。普段は表立って語られないこれら愛すべき実話誌(一般週刊誌含む)の下世話なゴシップを、芸能評論家・三杉 武がランキング形式で解説する、実話誌時評――。

1位 ジャニーズ解雇 元KAT-TUN 田中聖クンの現在(「実話ナックルズ」)
2位 みの"斬首"で呪われたTBS(「週刊実話」)
3位 清原「落合は変態ドM」暴露で球界追放全内幕(「アサヒ芸能」)
4位「韓国の宇多田」流出ヌード!(「アサヒ芸能」)
5位 前田敦子 尾上松也の母が初告白!「結婚は明日にでも! 梨園妻の心得」(「女性自身」)

 来夏に公開される人気アニメ『ルパン三世』の実写映画が、何かと話題を集めている。 ルパン三世を俳優の小栗旬が、次元大介を玉山鉄二が、石川五右衛門を綾野剛が、銭形警部を浅野忠信が、峰不二子を女優の黒木メイサが演じるそうだが、出演者たちのプレッシャーたるや相当なものだろう。

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『男道』(幻冬舎)

昨今は人気アニメの実写映画&ドラマ化がお盛んだ。原作の知名度の高さと幅広い年齢層をターゲットにできるということで重宝されているのだろうが、名作と呼ばれる作品には思い入れの強いファンも多い。中途半端な実写化は原作ファンの逆鱗に触れることになる。

剛力彩芽の"白鳥のジュン"しかり、作品がコケて批判の矢面に立たされるのは制作サイドや映画会社よりもキャスト陣という傾向が強い。

"小栗ルパン"が出演オファーを受けた際に発したとされる「『マジかよ~、実写化!』と僕も思いました」というコメントからは、敗色濃厚な中で戦地に向かう兵士のごとき悲壮感すら感じられる。制作サイドにどこまでの勝算があるのかは分からないが、大きな賭けに出たものである。大コケに終わった『ルパン三世 念力珍作戦』が公開された40年前と同じ過ちが繰り返されないことを祈るばかりだ。

さて、今週1位にピックアップしたのは「実話ナックルズ」の「ジャニーズ解雇 元KAT-TUN 田中聖クンの現在」だ。

「ナックルズ」といえば不良やヤクザ、裏稼業などアンダーグランドな内容で一部読者から支持を集めているが、最近は芸能記事にも力を入れている。とはいえ、ウラの取りようもない都市伝説的な内容のものも多いのだが、時に大きな波紋を広げることもある。

最近では、元ジャニーズ事務所所属でKAT-TUNのメンバーだった田中聖が知人女性にメールで送ったとされる局部露出写真をリークし、結果的に田中を解雇に追い込んだとされている。

そんな「ナックルズ」が巻頭のグラビアで解雇後の田中に接触し、近況の写真とともに現在の心境を直撃しているのだ。同誌の特別取材班は、11月某日の深夜に芸能関係者の案内で西麻布の"海老蔵ビル"ことバルビゾンビルにある田中が兄弟で経営するという会員制バーに身分を隠して潜入。

カウンター越しに笑顔を浮かべたり、くわえタバコで女性客の相手にしたりする田中の写真とともに、本人から「(解雇は)やっぱ自分がヤリすぎちゃったんですね…クソガキだったから、ジャニーズ舐めすぎてたんですよ(以下略)」などのコメントを引き出している。

田中にしてみれば踏んだり蹴ったりもいいところだが、最近の週刊誌、実話誌にはない「ナックルズ」のドSぶりを評価した。

2位は「週刊実話」の「みの"斬首"で呪われたTBS」。

みのもんたの一連の記事に関しては、「週刊現代」の「みのもんた お前はすでに死んでいる」を筆頭にどこの週刊誌もかなり過激な見出しをつけているが、ついに"斬首"まで登場した。内容はと言うと、冒頭から「みのが『鎌倉の大豪邸に祈祷師を呼びつけた。生霊となってTBSに禍をもたらしてる』…そんな噂が局内に飛び交っている。TBSに切り捨てられた恨みらしい」というTBS報道記者による刺激的なコメントを紹介。

「本来ならば『何をバカな…』と誰もが相手にしない与太話」とフォローしつつ、「しかし、現在のTBSは笑い飛ばすどころか、真に受ける幹部や制作スタッフが続出しているというのだ。事実、みのもんた降板が決定してから営業成績は右肩下がり」とし、営業関係者による自局番組の視聴率低下やスポンサー離れを嘆くコメントが続く。

その後は「SMAP」木村拓哉主演のドラマ「安堂ロイド」の苦戦やマツコ・デラックス司会の「マツコの日本ボカシ話」、長寿番組「はなまるマーケット」の打ち切りなどに加えて、局アナの安住紳一郎アナの独立騒動やドラマ「半沢直樹」の続編の制作が遅々として進まないことなどにも言及している。

「はじめにみのありき」の後付け感も強く、信憑性については大いに疑問が残るが、読物としてはそれなりに楽しく読めた。

 あと、気になったのが同誌の表紙である。偶然なのか、わざと狙ったのか、「みの"斬首"で呪われたTBS」という記事の見出しの右下に、「インタビュー 草野仁キャスター『老化防止の秘訣』」という別の記事の見出しが…。大物司会者の思わぬコラボも加点大賞とした。

 3位は「アサヒ芸能」の「清原『落合は変態ドM』暴露で球界追放全内幕」だ。

 前号に続いて、中日ドラゴンズのGMに就任した落合博満氏絡みのネタをプッシュする「アサ芸」。同誌の読者層とプロ野球ネタは相当に相性が良いのだろう。とはいえ、今回の主役は落合氏ではなく、"球界の番長"こと元プロ野球選手の清原和博氏だ。

同誌は、清原氏が「週刊実話」誌上のインタビューで落合氏の性格の悪さをコキ下ろしたうえ、「○○(選手名)が大阪のヘルスで女の子を呼んだら、予約が入っていて断られたんやて。後日、改めてその子を呼んで聞いたら予約は落合さんで、どうも常連らしく、●●●舐めが大好きな人だって女の子が言っていたそうや。強烈やろ」と発言していることに注目。このことを聞きつけた落合氏が清原氏に激怒しているとしている。

この背景には、清原氏が落合氏に対し、PL学園時代の後輩で現役時代には「ミスタードラゴンズ」と呼ばれた立浪和義氏をないがしろにしているとの怒りがあるそうだ。しかし立浪氏は、かつて落合氏が巨人でくすぶっていたかつての弟子の清原氏を気にかけ、トレードで中日にひき取ろうとした際、PLの大先輩と一緒の球団では自身がやりにくくなることから「勘弁してください」と反対したという経緯もあるとか。

これが事実なら清原氏は大暴走をしてしまったことになるが…。今後の清原氏と落合氏の関係に要注目だ。

4位は同じく「アサ芸」の「『韓国の宇多田』流出ヌード!」

今年11月に日本でもデビューしたK-POP歌手のAileeなる歌手と見られる女性のヌード画像が流出して話題になっているそうだ。

初めに見出しを見た時は、"韓国の宇多田ヒカル"というキャッチにちょっと時代錯誤感があって興味を惹かれたが、「アサ芸」が名付けたのではなく、以前からそう呼ばれていることを知ってちょっぴり残念に思った次第。

5位の「女性自身」の「前田敦子 尾上松也の母が初告白!『結婚は明日にでも! 梨園妻の心得』については、元AKB48の前田敦子と、元チェキッ娘の熊切あさ美との、元アイドルによる"梨園の妻レース"には個人的な興味があるので選んでみた。

三杉 武(みすぎ・たけし)
大学を卒業後に全国紙で記者を経てフリーに転身。記者時代に培った独自のネットワークを活かして、芸能評論家として活動。週刊誌やスポーツ紙で独自の視点からコメンテーターを務めるほか、スクープ記事も手掛けている。アイドルやアニメ、TRPG、プロレスなどのサブカルチャーにも造詣が深い。
2012年には『AKB48総選挙2012公式ガイドブック』にて、10論客として第4回AKB48選抜総選挙の予想および解説を担当。翌2013年にも『AKB48総選挙2013公式ガイドブック』にて、8論客として、第5回AKB48選抜総選挙の予想および解説を務める。

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