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初海外は惨敗! “大人の事情”に振り回され調子が上がらない話題の高校生スプリンター・桐生祥秀

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9秒9秒うるさいよ。『めざせ!ナンバー1もっと速く走れる!』

 男子100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ17歳の高校生スプリンター・桐生祥秀(京都・洛南高)が日本時間30日に英・バーミンガムで行われた陸上のワールドツアー「ダイヤモンドリーグ第7戦」に出場。

 日本人初の9秒台の記録が期待されたが、10秒55で予選1組最下位の8位に終わり、決勝進出を逃した。

「日本ではほとんど無名の9秒台ランナー4人と同組になった桐生だが、スタート直後からスピードに乗り切れず、そのままズルズルと後退。初の海外とあってコンディションの調整がうまく行かず、緊張とプレッシャーもあったためか走りがガチガチ。世界との差を思い知らされ、自信をなくさなければいいのだが……」(陸上専門誌記者)

 桐生のレースの模様は同日午後10時55分からBS局・WOWOWプライムで放送されるとあって、同局は加入者アップのための“目玉”として桐生の出場を公式サイトなどで煽ったが、あまりにもお粗末な放送内容だったという。


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