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(写真/酒井透)
桜田淳子も参加した合同結婚式
未婚の男女が、文鮮明に「マッチング」してもらって結婚する合同結婚式。日本では1992年に桜田淳子がこれに参加をしていた事実が発覚し話題に。その一方で、当時、霊感商法などでマスコミからの批判を受けていた教団が、日本人女性と結婚できることを売りに韓国で信者を集めているなどの噂もたっていた。
統一教会が韓国で一大イベントを挙行した。2月17日には、いわゆる合同結婚式を。また、22日には、「天地人真の父母聖婚式」と「天一国基元節入籍祝福式」が挙行された。
『統一教会』
韓国に総本部を置く新宗教団体で、正式名称・世界基督教統一神霊協会。12年9月に教祖の文鮮明が死去し、その後、三番目の妻・韓鶴子が中心となり活動をしている。
統一教会といえば、日本では今でもカルト教団として認知され、合同結婚式も、その世間の常識から外れたシステムからよく話題に上っているが、宗教行事のひとつとして、ほぼ毎年行われてきた。しかし、今回のイベントは特別な意味合いがあったのだという。
「合同結婚式には、新婚さんだけではなく、教会に入る前に結婚をしていた夫婦も来ていました。特に重要なのは、22日の「天地人真の父母聖婚式」です。亡くなった文鮮明氏と、妻である韓鶴子女史との3回目となる結婚式が執り行われたんです。3回結婚式を挙げることで、人類の「真の父母」としての使命を完了することになるそうです」(式を撮影した写真家の酒井透氏)