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【揺れる時代の身体表現】──カラダを駆使して時代を切り拓くパフォーマンスに注目!

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アタマで考えても答えの出にくいこのご時世、感じたら動き出すことも大事。

ナマの感情が炸裂する女の子たちのリング

揺れる時代の身体表現【1】──アイスリボン

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専業レスラー以外も参加するのが特徴だが、技はちゃんと決めます。

■"お約束"と"リアル"の両立!

「リング上で起こったことは、すべてプロレスである」とは故G・馬場の至言だが、女子プロレス団体・アイスリボンは、旗揚げ(06年)間もない頃にはリングを使わず、マットの上で試合をしていた。そのため選手代表のさくらえみは、自分たちを「プロレス団体ではなく、プロレスラーが主体となったアクションチーム」と説明していたほど。しかし、格闘技ブームと反比例するように逆風の吹いたプロレス業界で、伝統に安住せず、プロレス団体であることのアイデンティティと向き合う作業には意味があった。さくらの出した答えは単純明快だ。すなわち、自分たちが見せるべきコンテンツは、「女の子のぶつかり合う姿」。小中学生から主婦まで、女性たちが実人生をクロスさせながら感情を爆発させぶつかり合う姿は、リングのある道場兼常設会場を持ち、後楽園ホールにまで進出を果たした現在でも変わらない。

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