サイゾーpremium  > 限定  > アニマル浜口の"吠える大予言"! 「気合...

──この男、すべてが"魂の叫び"である。愛娘・浜口京子選手にむかって叫ぶように、我々取材班にむかっても「気合いダァ!!」と大声で激励してくれる。断言する。イマイチ盛り上がりに欠ける北京を救うのは、アニマルしかいない!

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──まず、京子選手の五輪出場おめでとうございます。開幕まで1カ月を切りましたね。

アニマル浜口(以下、) まだまだ盛り上がりが足りないですよ! アテネ五輪のときは、もっと盛り上がった気がしたけどねぇ。「アテネに向けて行くぞ 0!」っていうエネルギーが溢れていた。でも、今回は中国をめぐって政治的な問題があったりして、世間的にもイマイチ盛り上がっていけない気分だよね。

──06年、07年の世界選手権は、京子選手にとってつらい試合でしたね。

06年の世界選手権で、京子はスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)に反則の頭突きをされて負けてしまった。ズラテバは、真っ向勝負では京子に勝てないと思って、頭突きという卑怯な手を使ったわけです。京子は、それで鼻骨陥没ですよ!! 本来なら、審判が試合を止めて、ビデオをチェックすべきなんですけど、見て見ぬフリをして、結局うやむやに終わってしまいましたし。そりゃ、1カ月間くらい腹が立って煮えくり返りました。毎日、一升酒。あの悔しさを紛らわすためには、大酒飲むしかなかった。京子も文句を言いたいけど、何も言えないでしょ。だから、俺が家の中で本音をぶちまけました。誰かが京子の代わりとなって叫ばないとおさまらない。それが父親としての使命だと感じたんです。


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