サイゾーpremium  > 限定  > 松本人志、明石家さんま、そして島田紳助ま...

──「松本軍団」「竜兵会」「さんま会」「しゃくれ会」......芸能マスコミにも取り上げられることの多い、これら芸人派閥。そもそもは飲み仲間らによって構成された組織であるが、最近では、その派閥にいることでブレイクする芸人も多いという。

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(絵/サイトウユウスケ)

 政治家に派閥があるように、現在のバラエティ番組を牛耳るお笑い芸人にも派閥がある。政界ほどその関係やパワーバランスは顕著でないものの、その中には派閥特有の権力関係が存在し、芸人仲間およびテレビ業界に影響力を発揮しているものもあるようだ。

 たとえば、マスコミでもさんざんネタにされるダウンタウン・松本人志をトップとした"松本軍団"。キム兄こと木村祐一や千原ジュニアら実力派が名を連ね、メンバー同士の仲の良さはつとに有名だが、仕事面においても、結束力の強さは発揮されている。特に顕著なのが、『人志松本のすべらない話』(フジ)。

「多くの若手・中堅が憧れる番組ですが、同番組が松本と親しかった宮川大輔の小話から始まったのは有名な話。宮川と千原ジュニアがレギュラーの座を射止め、その後、次長課長の河本準一やほっしゃん。など、松本とプライベートで親しい人物が出演していきます。ただ、松本さん自身が出演者をテレビ局の編成や放送作家にゴリ押しすることはなく、普段、一緒に遊んでいる中でおもしろさを見つけ、『じゃあアイツ、"すべらない話"を持っているようだから呼んでみようか』ってなるそうです」(同)


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