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ウェブ時代に"売れる"芸人の条件とは?

吉本興業 大﨑洋社長に聞いた「ITは本当に儲かりまっか?」

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現場のスタッフやタレントたちからの信頼も厚い大﨑社長。そうした力もバックに、積極的に革新的事業を展開している。(撮影/田附愛美)

 吉本興業といえば、「お笑いの総合商社」として、長きにわたり日本のエンタテインメント産業のトップに君臨している企業だ。そんな同社は、コンテンツ企業としてはネット事業をいち早く積極的に展開してきた。折からのお笑いブームとも相まって、Yahoo!からニコニコ動画、携帯サイトにまで、いまやネット上には、吉本のお笑いコンテンツがあふれている。テレビや音楽、出版など、あらゆるコンテンツ産業がネットの普及による変革期を迎えている中、吉本の取り組みはどのような示唆を含んでいるのか?ネット事業は儲かるのか?今年2月に上場廃止を行い、より自由でダイナミックな経営が可能になった同社のIT戦略について、代表取締役社長の大﨑洋氏に話を聞いた。

──吉本興業が本格的にネット事業を展開し始めたきっかけは、どのようなものでしたか?

大﨑 大きかったのは、2000年にKDDIさんと「ファンダンゴ」という会社を設立したことですね。ちょうどネットによる技術革新が一般に浸透してきた頃で、パソコンや携帯電話向けに当社のコンテンツを展開したかったときに、技術面や膨大なサーバー負担面でサポートしてもらえるKDDIさんとご一緒できたのは幸運でした。06年には当初の予定通り、大阪証券取引所ヘラクレス市場に上場できました。

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