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【プレミア限定ロングver.】映画『おそいひと』DVD化記念インタビュー

人間社会に潜む"怪物"を暴いた衝撃作 柴田剛監督が描いたのは身障者版『タクシードライバー』だった!?

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柴田剛監督。
(写真/田附愛美)

──重度の身体障害者が殺人鬼を演じるという過激な内容で、物議を醸した映画『おそいひと』。制作に4年を要し、2004年に完成した後も上映館がなかなか決まらなかったが、07年12月都内ポレポレ東中野での公開を皮切りに、翌春以降もロングラン公開されるヒット作となり、今年4月2日にはDVDもリリースされた。作品同様に刺激に満ちた制作の舞台裏を、柴田剛監督が語る!

 テレビドラマで人気俳優が演じる身障者のほとんどは天使のようなイノセントな心の持ち主であり、ドキュメンタリー番組でカメラが追いかける身障者の多くは自立した社会生活を送ろうと明るく前向きな努力を重ねている。どれも健常者の視点で描いたものであり、"身障者はこうあってほしい"という健常者側のステロタイプなイメージで括られたものだ。そんな健常者が生み出した"偶像"を1本の映画が粉々に打ち砕いてみせた。重度の脳性麻痺を持ち、移動には電動車椅子、会話にはトーキングエイド(キーボードを利用して音声を出す機械)を要する住田雅清さんが主演した『おそいひと』がそれだ。


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