サイゾーpremium  > ニュース  > カルチャー  > 牙は折れても心は折れず! とにかくデカい...
ニュース
ちょいワルなんかじゃおさまらない!!

牙は折れても心は折れず! とにかくデカいオヤジ向け雑誌

+お気に入りに追加
0904_orekiba.jpg
アングラ雑誌を彷彿とさせる「オレキバ」

 書き手は、黒鉄ヒロシや池澤夏樹といった大御所から、北尾トロ、イラストルポライターの内澤旬子まで。デザインは、朝日新聞の新コーナー「GLOBE」も手がける、木村デザイン事務所が担当。「POPEYE」(マガジンハウス)に創刊からかかわっていた寺崎央も編集部員。植松三十里による短編小説の挿絵は、あの小林泰彦。雑誌不況の最中、これだけ豪華なメンツを揃えられる"大型雑誌"はそうそうない。「オレキバ」、B4判と実際にデカイのだ。

「いろいろあって、これでも小さくしたんだよ。本当はもっと大きくしたかった」と編集長の若見唯史氏は語る。

 この雑誌の特長が一番出ているのは、16ページにわたる「コラム オレキバ」。34ものコラムには、寺崎による戦後最初のダッフルコートの話もあれば、街で見たマナーの悪い奴への怒りを綴ったものも。よくも悪くも、雑多で猥雑な、ごった煮ぶりで、"雑"誌そのもの。

「オヤジがちゃんと読める雑誌が、ないでしょ。オヤジってカッコイイもんだと思う。流行と関係なく生きている、気位がある。そういうオヤジのカッコよさを表現していきたいですね」

 誌名は、原始時代を舞台にした園山俊二のマンガ『ギャートルズ』のキャラクターからとった。片方の牙が折れ、年老いているけれど、勇猛果敢、威風堂々と振る舞うマンモス・オレキバに、若見さん自身、憧れていたから。

 第2号は5月前後に発売予定。はたしてどんな牙を向けてくるのか? いまから楽しみである。
(東川端参丁目)

「オレキバ」
2009年2月3日創刊。年4回刊行予定。都内大型書店を中心に置いている。キャッチコピーは、「いゝ大人の、えゝ大人による、えぃ加減の雑本」。雑誌コードがないので、雑誌とうたえず、「雑本」になったんだとか。発行/六耀社 定価/1050円(税込)
公式サイト


Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ